
こっこ
今回は海外での誕生日会事情についてまとめます!
海外での誕生日会は、文化や習慣が異なるため、参加する時も招待する時もさまざまな気づきがあります。
とはいえ、初めて参加・企画する際は
「何を意識して何を準備すればいいのか…」
「海外の誕生日会のお作法がわからない…」
と悩んでしまうこともあると思います。
そこで!今回は、海外の誕生日会に招待されたり、自分で企画したりする際の体験や注意点を紹介します。
特に、海外の誕生日会の流れやマナー、そして日本との違いについて詳しく解説します。
この記事が海外生活で悩んでいる人の一助になったら嬉しいです!

駐夫「らーにゃ」× ママ留学生「こっこ」夫婦です
●妻:マギル大の大学院生、世界中の学生と交流中!
●夫:英語が超ニガテ、海外生活になり悪戦苦闘中!
●子:娘(6歳)と息子(4歳)、現地の学校にて成長中!
Contents
海外で誕生日会を開く・招待されるってどんな体験?

海外での誕生日会は、国や地域によって異なるスタイルやマナーがあります。
一般的に、誕生日会は友人や家族を招いて祝うイベントであり、主役の人が中心となって進行します。
誕生日会の雰囲気はカジュアルで、リラックスした環境が特徴です。
参加者同士の交流が重視され、ゲームやアクティビティが行われることも多いです。
海外でのバースデーパーティー(誕生日会)の流れ
まず「パーティーの全体の流れ」です。
海外の誕生日会では、事前に招待状が送られ、出欠を知らせることから始まります。
その後、パーティーが始まってからの大まかな流れとしては以下の流れ。
- 軽食と会話
- アクティビティなどの交流
- 食事で談話
- バースデーケーキでお祝い
- プレゼント渡し
大まかな流れは日本と大きくは変わりませんが、親も同席してやるホームパーティー的な雰囲気なのが大きな違いです。
当日は決まった時間に集合し、軽食や会話を楽しみながら始まるのが一般的です。
その後、アクティビティなどで盛り上がり、クライマックスにはバースデーケーキの登場があります。
主役がキャンドルを吹き消し、みんなで歌を歌う光景は多くの国で共通しています。
誕生日会の参加・招待する時のマナー
海外で誕生日会に関わる際は、出欠の連絡を早めに返すことが基本的なマナーです。
参加する場合は小さなプレゼントやカードを持参するのが一般的で、手ぶらで行くと失礼になる場合があります。
(これは当たり前といえば当たり前ですが。。)
ただ、主催する際には、開始時間と終了時間を招待状に明記し、食事のアレルギーや宗教的制限に配慮すると喜ばれます。
また、これも当たり前ですが、招待された側は、当日急用などで遅れるときなどは連絡を入れるなどの対応は最低限必要です。

とはいえ、日本と比べて時間には寛容な雰囲気なので、特に問題ななさそう感じですけどね。。
海外のバースデーパーティーに参加して分かったコト

次に「誕生日会の日本との違い」ついてです。
海外のバースデーパーティーは、文化的なものも含めて日本の誕生日会との違いがあります。
これらを知っておくことで、参加する際の不安がなくなり、会に集中して楽しむことができます!
そこで、今回は海外のバースデーパーティーを実際に経験して感じたコトを7点まとめます。
気づき①:当日のスケジュールと時間感覚の違い
気づきの1点目は「時間感覚」です。
海外の誕生日パーティーでは、スケジュールが柔軟でゆるっとした雰囲気で進みます。
開始時間があまり厳密ではなく、参加者が集まる時間に合わせて進行することが一般的です。
特に海外では、パーティーが始まる時間よりも遅れて到着することが許容されてゆるい感じが多いです。
日本のように時間厳守が暗黙に重視される文化とは異なるのでホストはその違いを理解しておくことが重要です。
(とはいえ招待された場合は時間厳守するに越したことはないです)
気づき②:招待する範囲とパーティー規模
気づきの2点目は「招待する範囲・規模」です。
日本と比べて概して大規模でパーティー的にやる感じが多いですが、仲良し仲間だけよんでこじんまりとワイワイやるのもあります。
そのため、招待する範囲やパーティー規模は正直、人によって様々です。
ただ、共通して、日本のような”呼んだ・呼んでないに関わるビミョーな雰囲気”は皆無です。
これは文化的なことでしょうが、全てにおいて自立を優先する欧米では、日本(東アジア圏?)のような和を尊ぶみたいな雰囲気はないからかなと思います。
どちらもメリデメはありますが、変な気遣いがない点、コチラの方が気が楽です。
気づき③:プレゼント選び・渡し方の文化差
気づきの3点目は「プレゼントに関して」です。
プレゼント選びは、海外の誕生日パーティーでも一番迷うところです。
一般的に、プレゼントは事前に用意し、パーティーの最中に渡すことが多いです。
また、プレゼントの内容はもらったものや周りの様子を見ていると
- ぬいぐるみ・キャラグッズ
- おもちゃ(車など)
- 小さいバック
- 本系(知育系)
- パズル/アナログゲーム
など、そんなに日本と違いはない感じがします。
プレゼントの金額は国によって異なりますが、カナダでは20〜40ドル程度のものが多い印象えす。

こっこ
カナダのキャラ系は日本のポケモンとサンリオが2強だね。強い。
気づき④:パーティーの準備・開催時の工夫
気づきの4点目は「パーティーの留意点」です。
パーティーの準備には、デコレーションや食事の手配が含まれます。
特にテーマに合わせたデコレーションが重視され、参加者が楽しめるような工夫が求められます。
また、食事やドリンクの選択も重要で、参加者の好みに合わせたメニューを考える必要があります。
特に、カナダのように色々なバックグラウンドな人がいるので宗教的にお酒や豚肉、ベジタリアンの人がいる場合は肉・卵などメニューの考慮が必要です。
さらに、ゲームやアクティビティを用意するなど、参加者同士(親を含む)の交流を促進も想定しておく必要があります。
気づき⑤:会場や場所選びの考え方
気づきの5点目は「会場選び」です。
会場選びは、誕生日パーティーに大きく影響します。
自宅での開催も一般的ですが、公共の施設やパーティースペースを利用することもあります。
- 自宅で開催
- 公園で開催
- 施設で開催
特に、屋外でのパーティーは人数の制約をあまり気にしないでよく、バーベキューやピクニックスタイルの誕生日会が行われることもあります。
会場の選択は、参加者の人数や年齢層に応じて考えるのが良いです。
気づき⑥:誕生日ケーキ・食事・ドリンクの考え方
気づきの6点目は「食事の考え方」です。
誕生日ケーキは、海外の誕生日パーティーに欠かせないアイテムです。
特に、参加したバースデーパーティーは人気キャラのケーキなどが人気で、主役の好みに合わせたデザインが施されていました。
食事やドリンクも重要で、ピザやサンドイッチ、パックジュースなどが定番で、参加者が好きにとっていくスタイルが多いです。
前述のようにアルコールが宗教的にNGな場合や車での移動などもある場合があるので、ジュースや紅茶・コーヒー系が無難な印象です。
また、食事はオーナー側の人の文化を敢えて濃く出すと良い話題の起点になります。
おにぎりや手巻き寿司など、日本食を揃えたり、緑茶と軽食を出すなどすると親のコミュニケーションの起点になります。
これらを用意することで、参加者が満足できるパーティーを演出することができます。
気づき⑦:子ども向け&大人向けアクティビティ
気づきの7点目は「アクティビティ」です。
誕生日パーティーでは、ゲームや余興が重要な役割を果たします。
特に、海外では親子で参加するケースが多いので、子供向けと大人向け、それぞれでコミュニケーションを促進させる必要があります。
子ども向けには、カナダだと屋外での宝探しやピニャータなどのアクティビティが人気です。
一方、大人向けは、大人間で話が盛り上がるよう、軽食や紅茶などをゆっくりできるエリア(室内ならソファーなど)が大事。
人の話を聞くと場合によってはボードゲームやカラオケなどを楽しむ場合もあるようです。
これらのアクティビティを通じて、参加者同士の交流が深まり、楽しい思い出を作ることができます。
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誕生日会でよくあるアクティビティー7選
では続いて「アクティビティー」についてです。
誕生日会を企画する際に、「アクティビティーってどんなのがあるの?」と感じる人もいるかと思うので、いままで体験したことを中心にアイデア例をまとめます。
誕生日会を企画する際は参考にしてみてください!
アイデア①:宝探しゲーム

まず1つ目が「宝探しゲーム」です。
誕生日会の定番である宝探しは、家の中や庭、公園などを使ってお菓子や小物を隠し、ヒントを頼りに探していく遊びです。
小さな子どもには簡単な隠し場所を、大人には暗号やクイズを組み合わせると盛り上がります。
チーム戦にすれば参加者同士の交流も生まれ、初対面でも仲良くなりやすいのが特徴です。
景品にキャンディや小さな雑貨を用意すると達成感が高まり、誕生日の思い出がより楽しいものになります。
アイデア②:クラフト・お絵描きコーナー
2つ目が「クラフト・お絵描き」です。
クラフトコーナーを設ければ、落ち着いた時間を楽しみたい子どもにぴったりです。
折り紙や絵の具、ビーズなど簡単に用意できる素材で自由に作品を作らせると、それぞれの個性が表れて楽しい雰囲気になります。
完成した作品をお土産として持ち帰れるのも魅力のひとつです。
小さな子どもから小学生まで幅広く参加できるため、動き回るアクティビティが苦手な子どもにも安心して参加してもらえます。
親子で一緒に取り組めるのも良いポイントです。
アイデア③:フォトプロップス・ブース
3つ目が「フォト系」です。
パーティー会場にフォトエリアを設けると、自然とゲストが集まり交流のきっかけになります。
ガーランドや風船、面白い帽子や眼鏡といった小道具を準備するだけで、思い出に残る写真が簡単に撮影可能です。
子どもたちにとっては楽しい遊び場、大人にとっては記念写真の場となり、幅広い年齢層が楽しめます。
撮影した写真をその場でシェアしたり、プリントして配布すれば、思い出を持ち帰れる特別なお土産になります。
アイデア④:ケーキセレモニー&メッセージング

4つ目が「セレモニー系」です。
誕生日のクライマックスといえばケーキの登場です。
キャンドルを吹き消す瞬間に合わせて、ゲスト全員からメッセージを贈る時間を設けると特別感が高まります。
子ども同士なら一言ずつ「おめでとう」と声をかけ合うだけでも心に残りますし、大人の会ではミニスピーチやユーモラスな一言が場を和ませます。
写真や動画を残すことで後から振り返れる記録にもなり、家族や友人との絆を深める大切な時間になります。
アイデア⑤:ピニャータ(Piñata)
5つ目が「ピニャータ」です。
メキシコ発祥のピニャータは、カラフルな紙で作られたくす玉を棒で叩いて割り、中からお菓子や小物を取り出すアクティビティです。
誕生日会では特に子どもたちに人気で、ワクワク感と達成感を味わえます。
割れた瞬間にみんなでお菓子を拾う楽しさも魅力です。
準備する際は中身を個包装にしておくとシェアしやすく、人数が多くても平等に楽しめます。
安全のため、叩く順番や距離感を工夫して行いましょう。
アイデア⑥:ボードゲーム&カードゲーム
6つ目が「アナログゲーム」です。
大人数でも少人数でも楽しめるのがボードゲームやカードゲームです。
「UNO」や「ジェンガ」などシンプルなルールのものなら、初めて会う人同士でもすぐに打ち解けられます。
大人向けには戦略的なゲームを選んでも盛り上がりますし、子ども向けには短時間で遊べるものが適しています。
また初対面の親同士でも自然と盛り上がれ会話をするきっかけになり、屋内パーティーや夜の集まりにぴったりです。
アイデア⑦:ミュージック系アクティビティ
7つ目が「ミュージック系」です。
音楽を活用したアクティビティは、誕生日会を一気に明るくする効果があります。
ハッピーバースデーの合唱はもちろんのこと、みな口ずさめる音楽を流すだけで和やかになりつつも一緒に盛り上がったりすることができます。
また、子ども向けなら椅子取りゲームやリズム遊び、その場でダンスなど、参加者全員が自然に体を動かすことで、緊張がほぐれ交流もしやすくなります。
特に海外では音楽とダンスは日本よりも身近なので取り入れられることが多く、シンプルながら盛り上がりやすいのが魅力です。
テーマソングを決めて盛り上がるのもおすすめです。
参考:カラオケコーナー(上級編)
歌を楽しむアクティビティは世代を問わず人気があります。
特に海外では日本のカラオケがKARAOKEとして意外と根付いており、自宅にカラオケ機材を持ち込んだり、YouTubeをカラオケのようにしたり使う場合もあります。
子どもたちが好きなアニメソングを歌ったり、大人が懐かしの曲で盛り上がったりと、自然に一体感が生まれるのが特徴です。
上手さよりも楽しむことが大切なので、誰でも気軽に参加できます。誕生日の主役にちなんだ曲を選ぶと、さらに特別感が増します。

カラオケが実は日本発祥だと知らない人も多いのでこういう小ネタを話すと意外と盛り上がります。
まとめ:海外誕生日会の魅力と楽しみ方を知ろう

海外の誕生日会は、文化や習慣が異なるため、参加することで何らか新しい発見がります。
特に、主催者が自分で企画する場合は、日本の文化などを起点に参加者同士の交流を自ら作り出す経験ができます!
異文化交流の起点として、海外の誕生日会をぜひうまく盛り上げてみてください!