プリンスエドワード島への家族旅行を考えているけれど
「子連れでも楽しめる場所って?」
「移動は大変じゃない?」
と不安に感じていませんか?
この記事では、私たちが実際に行ってよかったと思う、子どもも大人も楽しめる観光地やレストランを紹介します!
「赤毛のアン」の世界観や島のグルメもたっぷり味わえる、充実の家族旅行プランになっていますので、これから行く方の参考になりましたら幸いです(^^)/
Contents
赤毛のアンの世界へ
プリンスエドワード島と言えば、赤毛のアン!

NHKで「アン・シャーリー」も始まったことから、注目度がますます上がりそうですね!
まずは赤毛のアンの物語の舞台を体感できるスポットを巡ります!
グリーン・ゲイブルズ
『赤毛のアン』のファンなら一度は訪れたいのが、グリーンゲイブルズ・ハウス。

作者ルーシー・モード・モンゴメリの親戚の家をモデルにしたこの家では、アンが暮らした世界をリアルに体感できます。
家の中は当時の暮らしを再現した内装になっていて、アンやマリラが使っていたような家具や小物が並んでいてとてもかわいいです。

チケットを買って中に入るとモンゴメリや赤毛のアンについての解説パネルがあり、
それを読みながらどんどん赤毛のアンの世界観に入っていきます。
読むのに退屈してしまう子供達!大丈夫です!レゴコーナーがあり、無限に遊んでくれますよ!

恋人の小径とお化けの森
グリーンゲイブルズの裏手には、「恋人の小径(Lover’s Lane)」と「お化けの森(Haunted Wood)」と名付けられた散歩道があります。


どちらもモンゴメリの作品中に登場する場所で、木々のトンネルや静かな林道が続き、まるで物語の中に迷い込んだような気分に。
私たちは新緑の季節に行きましたが、とても気持ちよかったです!
道も平坦で歩きやすいので、子連れでも安心して散策を楽しめます。
グリーンゲイブルズ郵便局
キャベンディッシュには、モンゴメリが実際に勤務していた郵便局も残っています。

現在は観光客向けに開放されており、郵便局の中に展示スペースもありましたよ!

私たちが訪れたときは準備中でしたが、内装がとてもかわいかったです。

ここの郵便局から手紙を投函すると「Anne of Green Gables」の記念スタンプを押してもらえます!
旅の思い出として手紙を出すのもおすすめです。
私たちはここから日本にいる家族にポストカードを出しました♪

モンゴメリの墓
モンゴメリは、キャベンディッシュ共同墓地に眠っています。ここはグリーンゲイブルズのすぐ近くにあり、行き帰りに立ち寄ることができますよ。

ファンにとっては、敬意を表して訪れたい場所のひとつですよね。
共同墓地なので他の方のお墓もありますが、モンゴメリのお墓は一目ですぐわかるかと思います。
モンゴメリパーク
モンゴメリパークは、グリーンゲイブルズのすぐ近く、キャベンディッシュ共同墓地のすぐ向かいにある公園です!

広々とした芝生や遊具(ブランコ)があり、子どもたちが自由に遊べるスペースになっています。

また、モンゴメリの像もあり、撮影スポットとしてもおすすめです^^

観光の合間の休憩にもぴったりな、のんびりと過ごせるエリアです。
アボンリービレッジ
19世紀の村を再現したテーマパーク「アボンリービレッジ」は、『赤毛のアン』の世界をより深く楽しめるエリアらしいです!
私たちが行ったときはまだオープン前だったのですが、ウェブサイトを見る限りとても楽しそうです・・・行きたかったな(T-T)
劇場ではアンの物語を題材にしたショーも開催されているとか!
パン作り体験やアンになりきっての写真撮影コーナーもあり、子どもから大人まで一緒に楽しめるエリアみたいですよ!
開園期間中に行かれる方は、ぜひ行ってみてください!
モンゴメリの生家
プリンスエドワード島のニュー・ロンドンには、モンゴメリの生まれた家があります。
おうちの中には彼女の幼少期の暮らしのわかる展示が並び、愛用品や当時の写真も見学可能なようです。
私たちが到着したときは閉館間際だったので写真だけ・・・。

こぢんまりとしたかわいらしいおうちでした!

シャーロットタウン(ダウンタウン)
空港もあるシャーロットタウンは、プリンスエドワード島の中の中心地です。
ダウンタウンといってもとても小さいので、歩いて回ることができますよ^^
私たちは夕方の飛行機で帰宅だったので、最終日の午前中~午後すぎまでシャーロットタウンを散策しました!
コンフェデレーションセンター
コンフェデレーションセンター・オブ・ジ・アーツは、アートと文化を楽しめる複合施設。
街の中心にあります!
美術館や劇場、図書館が併設されており、赤毛のアンを題材にしたミュージカルもここで上演されます。
プロヴァンスハウス
プロヴァンスハウスは、1864年にカナダ連邦の設立につながる「シャーロットタウン会議」が開かれた歴史的建物です。
現在は国定史跡として保存されておるようですが、私たちが行ったときは絶賛工事中でした。。。
写真だけ、ぱしゃり。

ヴィクトリアロウ
ヴィクトリアロウは、赤レンガ造りの建物が立ち並ぶ、シャーロットタウン随一のおしゃれエリア。

・・・らしいのですが、片側が工事中であまりおしゃれな雰囲気を感じられませんでした(笑)
でもテラス席が出ていて、みなさんゆったりブランチされていて優雅な雰囲気でした✨
すぐ隣には、アンのかわいいお菓子屋さんもありましたよ~

コンフェデレーションランディングセンター
シャーロットタウンのウォーターフロントに位置するコンフェデレーションランディングセンターは、港の景色を楽しみながら散策できるエリアです!
レストランやカフェ、地元アーティストのショップが並び、名物を食べたりお土産を買ったり、全部まとめてここでできちゃいます!

このあと紹介するロブスターロールもアイスもここで食べられますし、ジャムのお土産も買えますよ~!
ヴィクトリアパーク
子供連れにはぜひおすすめしたいのがヴィクトリアパーク。
海に面していてとても開放的で、プレイグラウンドがとても広いです!

歩いたり景色を見たりするだけで飽きてしまった子供達のために、ぜひここに立ち寄ってください!
きっとのびのび遊んでくれますよ!(帰りたくないと言うかもしれません!)

ベンチもありますしトイレもあるのでとても便利◎
芝生でピクニックしている方もおり、子供連れに人気のスポットです。
公園の目の前に駐車でき、無料なのも嬉しいポイント!
私たちは大人はコーヒーを持ってベンチでリラックス。子供達は目新しい遊具で思いっきり遊んでいました。
プリンスエドワード島大学
プリンスエドワード島大学(UPEI)は、落ち着いた雰囲気の中に広がる緑豊かなキャンパスが魅力◎

ダウンタウンから車で5分ほどのところにありますが、観光地とは少し違った落ち着きがありました。
夏休み期間に入っていたので学生達はいませんでしたが、子供達と一緒にマギル大学とはまた違った雰囲気のキャンパス散策を楽しみました。

東側エリアドライブ
プリンスエドワード島に少し長く滞在できる場合は、ぜひドライブをしてみてください!
赤毛のアンの世界に触れた翌日は、私たちはのどかな田園風景と美しい海岸線が魅力のプリンスエドワード島東部のドライブを楽しみました^^
おすすめ灯台
ケープトライオン灯台
ケープトライオン灯台は、断崖の上に佇む真っ白な姿が美しい、プリンスエドワード島を代表する灯台のひとつ。
周囲に広がる草原と赤土の崖、青い海のコントラストがとてもきれいでした。

灯台自体は中に入れませんが、周辺は自由に歩けます。
なによりびっくりしたのが、断崖絶壁なのにフェンスもなにもないこと!!!

夜足下が暗かったり、酔っ払ったりしていたら誤って落ちてしまうのではないかと思いました。
ただでさえ高所恐怖症の私は足がすくんで・・・😱
ですが雄大な自然を感じることができ、ポストカードのような写真を撮ることができますよ!
イーストポイント灯台
プリンスエドワード島の最東端に位置するイーストポイント灯台。

私たちが行ったときはまだオープンしていませんでしたが、ハイシーズンになれば内部の見学も可能なようです。
灯台のふもとにはギフトショップもありましたよ(こちらもまだオープンしていませんでしたが)!
子供達はギフトショップの奥にある小さなお砂場に夢中。。。

ケープベアー灯台
ケープベアー灯台は、タイタニック号のSOSを最初に受け取った灯台なんだとか!歴史に残る灯台です。
私たちが行ったときはまだオープンしておらず、手前から写真を撮って満足としました。。(笑)

おすすめビーチ
プリンスエドワード島には、ビーチもたくさん!夏になるとレストランやショップもオープンし、すごく活気がありそうな感じでした!
Basin Headビーチ
Basin Headビーチは、「歌う砂浜」として有名で、歩くとキュッキュッと音が鳴る白砂が特徴のユニークなビーチ。
水質がきれいで波も穏やかなので、小さなお子さんでも安心して遊べるそうです!
海に行くまでがとても開けており、トイレやシャワー設備も整っているので家族連れにとても便利そうでした!

キャベンディッシュビーチ
キャベンディッシュビーチは、赤毛のアンの物語にも登場する美しい海岸。
赤い崖と砂のビーチが広がる絶景スポットです。

夏は多くの観光客でにぎわいそうですが、広々としているためのんびりと過ごせます。
夏はイベントもやっているようです!

豊かな自然の恵みを堪能!(プリンスエドワード島のグルメ)
プリンスエドワード島といえば、新鮮な海の幸!でもそれだけではありませんでした!
肥沃な大地が育てた野菜や乳製品など、プリンスエドワード島のグルメは自然の恵みそのもの。ここでしか味わえない旬の味を満喫できますよ!
シーフード
プリンスエドワード島を訪れたら、絶対に味わいたいのが地元産の新鮮なシーフード。
特にロブスターは、毎年5〜6月と8〜10月に漁が解禁され、その時期にはロブスターロールや茹でロブスターが地元のレストランに並びます。
私たちは滞在中、2回ロブスターロールを食べましたがどちらもとってもおいしかったです!

ムール貝も人気で、濃厚な海の旨味が詰まった一皿として親しまれています。
ロブスターに比べると安いのに満足感高く、コスパのいいメニューだと思います!

おすすめレストランは やはりBlue Mussel Cafe
有名なところだと思いますが、お店の雰囲気も良く、店員さんも親切で、キッズメニューもあります!予約は当日予約のみみたいですが、ぜひ行ってみてください!!
ポテト
行って初めて知ったのですが、プリンスエドワード島は「カナダ一のじゃがいも産地」なんだとか。
ロブスターロールを注文すると、高い確率で添えにフライドポテトがついてきますが、メニューをよく見ると、「ポテトは地元のだよ!」と書いてあるのが多かったです。

フライドポテトは子供達の大好物!
キッズメニューにもたいていついているので旅行中たくさん食べました!
アイスクリーム
島の酪農から生まれる濃厚なミルクを使ったアイスクリームも、地元グルメとして外せません!
特に有名なのが「COWS(カウズ)」という地元発のブランド。

バニラやチョコレートなどの定番から、島限定のフレーバーまで豊富に揃っています!
豊富すぎて迷いますよ!!!
お店ではユニークな牛のキャラクターのグッズも販売されており、子ども連れの観光客に大人気です。アイスは買ってないけどグッズだけ買っている人も見かけました。
食後のおやつや観光の休憩にぴったりです。

おすすめのお土産
プリンスエドワード島ならではの特産品や限定グッズもたくさんありました!
観光の余韻に浸れる心温まる品々をご紹介~
赤毛のアングッズ
やはりまずは赤毛のアングッズですよね!
赤毛のアングッズは、グリーンゲイブルズハウスのギフトショップが一番豊富な気がします。
文房具や人形、絵本、トートバッグなど、キャラクターをあしらった商品がたくさん。
作品ファンはもちろん、初めて訪れる人でも魅力を感じられる心ときめくグッズばかりでした!
私たちは鍋敷きを購入!汚れたら嫌なので、キッチンに飾っています(笑)

PEI産のジャム
プリンスエドワード島は果物の栽培も盛んなのだそう!
私たちは行けなかったのですが、Preserve Companyというお店では、地元産のベリーを使ったジャムを試食・購入することができるそうです!!
コンフェデレーションランディングセンターにもお店はありますが、品揃えは多くないので、時間のある方はぜひ本店に足を運んでみてください!
PEIの地ビール
地元のブルワリーで造られるクラフトビールもあるんです!!
私たちが飲んだのはGahanのクラフトビール。


私たちはホテル近くのスーパーで発見しましたが、ダウンタウンにはレストランも構えているみたいです。
地元の原料を生かし、フルーティーで飲みやすいものからしっかりした味わいのビールまで、種類が豊富に揃っています。
お酒が好きな家族や友人へのギフトにも喜ばれそうです!
PEIアーティストのポストカード
島内のアーティストが地元の風景や暮らしを描いたポストカードに一目惚れ!

とてもかわいくて、かつ値段が手頃なので記念に購入しました。
子供達は同じアーティストさんの缶バッヂを。ぜひ皆さんもお気に入りの一枚を見つけてみてください!

おわりに:プリンスエドワード島は子供と一緒に満喫できる!
プリンスエドワード島は、絵本の世界のような景色と心温まる人々、そして親子で楽しめる観光スポットが満載の場所^^
赤毛のアンゆかりの地では、物語の登場人物になった気分で自然と歴史に触れることができ、子どもたちの感性を育む体験になるかも?
グルメやお土産も豊富で、大人にとっても大満足の旅になるはずです。
家族みんなでゆったりと、笑顔になれる時間を、ぜひプリンスエドワード島で過ごしてみてください!
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