【6ヶ月目】ゼロから海外赴任レベルまでの英語の勉強法が分かる|駐在妻と共通するコト

駐夫のらーにゃ

駐夫となり6ヶ月で感じたコトを備忘録的にまとめます

海外暮らしをして6ヶ月!

6ヶ月も経つとようやく、英会話の手応えを掴めるようになってきました!

実際に、英語のスピーキングテストを受けていても6ヶ月のタイミングで海外赴任の可能レベル(VERSANT47)までいけたので自信になってきました!

後述のVERSANTスコアの半年間の推移

とはいえ、カナダに来る前には

「海外生活をすれば3ヶ月くらいで英語なれる」

と耳にしていたので、だいぶスローな成長であるとも思います。。

そこで!今回は、

  • なぜ語学力の伸びがなぜスローだったのか
  • 海外赴任レベルの英語をどう達成させたか

この2点を備忘録的にまとめます!そのため、海外で生活をはじめたものの

「なかなか慣れない…!しゃべれない…!」

と感じている駐夫・駐在妻の人の参考になったら嬉しいです!٩( ᐛ )و

駐夫として 6ヶ月生活して分かったこと

まず「この半年での気づき」は何か。

カナダで駐夫として過ごした6ヶ月間は、語学の壁や、文化の違いに直面する日々でした。

また、カナダで出会った駐在しているパパ友・ママ友と話す中で、駐夫・駐在妻の共通点があることにも気づきました。

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同じ境遇にいる人に出会えて話せるだけでも気持ちが落ち着きます。

駐夫でも駐在妻でも共通する悩みは英語

帯同してきた「駐夫・駐在妻の悩み」は何か

それはズバリ、言葉の壁です。

例えば

  • 買い物
  • 子どもの学校
  • レストラン

など、日常のささいな場面で英語を使う必要がでますが、何かを質問されても

「oh… yes! yes! yes!」

としか咄嗟にはしゃべれず。コミュニケーションがうまくとれず

「英語が思うように出てこない…」

と、絶望する。。

こんな経験を帯同してきた人は皆経験しています。海外生活しはじめて数ヶ月そこらだと、

「思ったほど成長していない。。」

こんなことに頭に悩ませて、日常生活のあらゆる面に影響するわけです。

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いまだに、あぁうまくしゃべれなかったと悲しくなることが多いです。。

駐夫・駐在妻の英語が伸び悩む本当の理由

ではなぜ「海外にいても英語が伸び悩む」のか

結論としては”英語でのコミュニケーション量がまだまだ少ない”点です。

これは海外生活をして感じたことですが、実は英語をあまり使わずとも生活はできます。例えば

日常での英会話の対応について
  • 買い物の対応
    →オンラインをメインにする
  • 子供の送迎の対応
    →挨拶の定型文で済ます
  • レストランでの対応
    →メニューやスマホ画面で示す 

など、英会話を回避してコミュニケーションすることは実は可能で生活に慣れてくると

まぁ今日はこれでいっか」

という感覚にもなります。

つまり、英会話ができず、コミュニケーション量が多くならない根本的な理由は

「そこまで英会話の優先度が高くない」

という点です。

周りの人を見ていても、帯同者の場合は、海外移住の主体ではないため、目的意識が希薄になりがちで、コミュニケーションを避ける傾向があります。

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この事実を踏まえた上で、現実的にどう英語力を上げられるかを地に足つけて考える必要があります。

語学力で悩む駐夫・駐在妻の英語力とは

ちなみに「具体的に英語力が足りない」とはどの程度なのか?

具体的には国際基準の語学基準の目安のCEFR(A1〜C2)を参考にすると、A1レベルが英会話が苦手なレベルです。

別の記事でもVERSANTスコアには解説しましたが、ニガテ意識のある駐夫・駐在妻の人は大体A1くらいだったりします。

VERSANTスコアのレベル感

実際、ワタシはVERSANTというスピーキングテストを使った結果、33(A1)という脅威的に低いスコアを叩き出しました。

その後、半年間をかけて英会話をした結果、なんとかスコアは49まで上げることができました。

VERSANTのHPなどをみると47が海外赴任可能レベルであり、CEFRでいうとB1レベルになっています。

VERSANT内容から抜粋し独自作成

確かに、カナダに来た直後と比べるとだいぶ、できることも増えた感覚はあります。

そのため、英会話の優先度があまり上がらず現状A1の人であっても、コツを掴めばそれなり(B2)にはなれるので安心してください!

駐夫のらーにゃ

では、ここからはどうやってA1レベルを脱却したかを整理します。

駐夫・駐在妻でも英語力が伸びる勉強のコツ

では「どう英語力を伸ばせばいい」のか。

ワタシの場合、英会話の優先度が一番にならず、英会話は正直あまり効率的ではありませんでした。

ただ、それでもスキマ時間などをうまく使って、片手間に英会話をしてB1レベルの日常会話は問題なくできるようになりました。

このような中で、何がどう英会話の力アップに貢献したかを整理します。

ゼロから海外赴任レベルまで伸びたポイント

まず「伸びた要因」は何か。

それはズバリ下記の3つの要素がポイントです。

英会話力アップにつながる要因
  1. 行動させる”刺激”
  2. 英会話の”時間”
  3. 勉強の”強制力” 

この3要素をどのように日常に組み込めるかで、英語がニガテでそこまで優先度をあげられなくとも英会話ができるくらいにはなります。

3つの要素を簡単に説明します。

要素①:刺激

1つ目は刺激をうけることです。

とにもかくにも、

「英語やらなきゃ!」

と思う機会をどれだけ増やせるかどうかが最重要です。

これは人に合うでも、英語を使ってみるでも、英語で失敗する(←これが一番影響する)でもなんでもいいです。

正直なところ、意識的に刺激を受けないと、帯同者の人の英会話の優先順位は

「優先順位3番目、4番目、…」

と下がります。

それを食い止めるためにも意識的に刺激を受け続ける必要があります。

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刺激を受けるのは必ずしもネイティブでなくとも、日本人で英会話を頑張っている人と会うでも何でもOK

要素②:時間

2つ目は時間の確保です。

これはいわずもがなですが、時間を投下しなければ伸びません。

ワタシの場合、家事をしつつも副業的にバイトやブログやYoutubeをしたり色々試しているのですが

「もう疲れたから今日は英語はいいや。。」

と考えてしまうことが多いです。ただ、その中でも

「あぁ疲れたけど、今日のノルマの60分はやる!」

自分にムチを打てるかどうか、やりたくなく時間を確保できるかどうかがポイントです。

このためには意識的に刺激(要素①)を受け続けることがポイントになります。

要素③:強制力

で3つ目は強制力です。

正直、優先順位を上げるのは難しいです。また刺激(要素①)を自ら受け続けるのも最初はかなり辛いと思います。

そのため、英会話の初心者こそ、最初は周りの力を借りて強制力を作るのがおすすめ。そうすることで

「やりたくないけど、やらなきゃ…!」

となり、だんだんとその行動自体に慣れてきます。これは例えば

  • 語学学校にいく
  • コーチにいわれる
  • 英語でバイト・仕事をする

など、なんでもいいですが、自分の意思に関係なくやらないと!と思えるかどうかが

自分のやりたいやりたくないの気持ちは気にせず、強制的に英語をやらざるを得ない環境を作ることが大事です。

駐夫のらーにゃ

ではこの要素をどのように実践するべきか、具体的なコツについてまとめます。

コツ①:リアルの場に出る (対日本人含む)

まずコツの1つ目は「リアルの場に出る」です。

オンライン学習も役立ちますが、実際に人と話す経験こそがスピーキング力を押し上げてくれます。

具体的に、よかったのは下記の3点です。

刺激を受ける例
  • 今まで出会った日本人と交流
    →語学学校・子供の学校・バイト先で知り合った人と交流
  • 週末の日本語センター
    →子供を学ばせつつも現地のパパママ友達と交流
  • ミートアップイベントの利用
    →趣味の音楽やランゲージエクスチェンジで現地の人と交流

上記の2/3が対日本人ですが、それでも十分刺激はもらえます。

家にこもっているとどうしても、英語を使わない思考になりますが、誰かしらと話していると、

「もう少し頑張ってみよう!」

と思えます。また、ミートアップイベントは探してみると色々あるのでおすすめ。

個人的には、お酒も飲んで話すタイプのものや、日本語×英語のランゲージエクスチェンジ、趣味(ワタシは音楽)のコミュニティなどがよかったです。

リアルな場では、教科書では学べない表現や、会話のテンポ感も体感できるので、実践力が身につきやすいです。

コツ②:色々なツールを試しまくる

次にコツの2つ目は「色々と試す」です。

英語学習に正解はありません。

ある人にはアプリ学習が合い、別の人にはオンライン英会話が効果的だったりします。

私自身、とにかく色々なツールを試してみて、どの手段が自分に合うかが分かってきました。

合わないと感じた方法も多くありましたが、やってみることで自分にフィットするやり方が見えてきました。

まずは期限を決めて、とにかく探索的に色々と試し、その後に自分に合うものに収斂させて自分の独学プランを作るのがおすすめです。

コツ③:英会話にコーチング使う

最後にコツの3つ目は「コーチングの利用」です。

強制力を高めるには、学校とコーチングがとても効果的でした。

語学学校も2ヶ月間いってみましたが、色々とメリットはあったもののシンプルに高いです。

(貯金の切り崩しのダメージがでかいので最初だけにしときました。。)

一方で、英語のコーチングは料金がピンキリなので、ワタシはコスパ重視で選んでためしてみました。

コーチングを使って結果は、めちゃくちゃ良く、自分のレベルに合った課題の設定と、学習のやり方をサポートで効果的な学習法がわかりました。

また、定期的な面談がモチベーションの維持にもつながり、サボり癖も自然と減りました。

学習効果と費用を考えた時にコスパが一番良いのは、コーチングだと思います。

駐夫・駐在妻として次やるべきこと

では次、何をするか。

最後に、駐夫として6ヶ月が終了し、今後、ワタシ自身、やろうとしていることを参考までにまとめます。

英語のさらなる語学力アップ

ここまできたら「次の語学レベル(B2)」を目指します。

生活に必要な最低限の英語に慣れてきたら、次は「伝える力」「理解する力」をさらに磨くステージだと思っています。

語彙力を広げるためにニュースを読んだり聞いたり、英語で何かをする習慣をつけることなどが次の目標レベルです。

オンライン英会話の活用も、テーマやトピックの抽象度を上げつつ、フリーディスカッションの割合も増やして議論できるレベルを上げようと思います。

駐夫のらーにゃ

Versantの目安をみていてもB2までいくとできることがグッと広がりそうです

副業としての独自キャリア開発

また、もう一つの柱は「海外ならではのキャリア形成」です。

駐在生活中は、自分のキャリアについてじっくり見直すチャンスでもあります。

実際、海外でバイトをして就労経験をしてことや、ブログを始めてアフィリエイトで稼いだり、クラウドソーシングするなど収入の複線化をすることができました。

この経験は、帰国後にそのまま副業として使えたり、ゆくゆく開業したりする時の下地になる経験になると感じています。

そのため、これらの経験もより磨くために今後はコーチングやキャリコンの専門性を活かしたコンサルティングやビジネス作りをします。

実際、最近は仲良くなった人からキャリアコンサルの相談をうけることが増えてきたので、ちゃんと形にしようと思います。

手始めに、同じような境遇の人の相談が乗れるようするべく試験的にココナラで相談窓口となるサービス作りました。笑

駐夫のらーにゃ

試験的にかなり人数を絞ってになりますが、似たように悩んでいる人はぜひご相談くださいませ!

さいごに

今回は「海外生活をして6ヶ月間で分かった語学ポイント」についてまとめました。

英語が話せないまま現地生活が始まると、戸惑いや不安でいっぱいになります。

でも、少しずつでも工夫を重ねることで、着実に前に進むことができます。

振り返って思うのは、自分のことを正しく理解することと、完璧を求めすぎないことの大事さ。

まだまだ、ワタシも試行錯誤中ですが、同じように悩んでいる駐夫・駐在妻の人は一緒に頑張っていきましょー!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

参考:駐夫のリアル

ワタシが駐夫としてカナダ・モントリオールにきて、悪戦苦闘する状況を備忘録的にまとめています。

駐夫・駐在妻の人、これからなる人などは良ければ参考にしてみてください(´-`)

>>【1ヶ月目】駐夫になって感じたコト|引きこもりになりマイナス思考になる。

>>【2ヶ月目】駐夫になって感じたコト|ストレスへの向き合い方を心得る

>>【3ヶ月目】駐夫になって感じたコト|英語にやっと慣れてくる

>>【6ヶ月目】ゼロから海外赴任レベルまでの英語の勉強法が分かる|駐在妻と共通するコト

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