【レビュー】スピークバディは使える?英語がニガテな人向けの活用法とは

駐夫のらーにゃ

今回は英語がニガテな人向けのスピークバディの活用法についてまとめます

「スピークバディって有料でやる価値あるの?」

AIを相手に気軽に英会話の練習するという点は良さそうに見えるけど、英語がニガテな自分でも使いこなせるのか。。

課金しようか迷っている人はいませんか??

実際、ワタシは英語がニガテな状態で海外に行くことになり、このアプリを使って日常会話ができるようになってきました!

使ってみた結果、オンライン英会話をハードルに感じる人・英語のニガテ意識が強い人にはおすすめできるアプリだと分かりました。

「では、具体的にどう使うと良いの…?」

と活用イメージが持てない人もいると思うので、実際に使ってみて分かった活用法についてご紹介します!

「英語はニガテ…だけど、英会話できるようになりたい!」

と感じる人はぜひ参考にしてみてください!٩( ‘ω’ )و

筆者の特徴
  • 中学生の時にホームステイをするもあまりに喋れずトラウマに
  • TOEICは400点台で英語はニガテ科目、英会話もニガテ意識が強い
  • 妻の留学に際して駐夫・専業主夫に転換し、海外生活をするも悪戦苦闘

英語がニガテでも英会話はできるか

まず、そもそも

「英語がニガテな人が英会話ができるのか?」

結論から言うと

『できます!』

ただ、厳密に言うと、TOEIC400点台であれば、日常会話は問題なくできますが、ビジネス英会話は難しいです。

というのも、ビジネスの場合、最低でもTOEIC700点以上を課す企業が多く正確性も求められるため、400点台では正直、難しいです。

ただ、日常会話をスムーズに行うという点においては、スピーキングに特化して英語のスピードに慣れ、フレーズを覚えれば十分対応できます。

らーにゃ

この点で今回ご紹介する「スピークバディ」はかなり有用です!

スピークバディの位置づけ

次に「スピークバディの位置づけ」について考えます。

スピークバディは英会話を上達させることを目的にした場合、とても有用なツールです。

実際にワタシは海外で生活しつつ1ヶ月ほどスピークバディを使って勉強してみて生活で困らないく程度に話せるようになってきました。

(カナダへの移住した当初は、スーパーでの買い物すらおぼつかない状況でした。。)

また、海外生活をしている中で出会う人は3カ国語・4ヶ国語を話せる人が多く、日常会話はみな当たり前のようにできます。

ただ、言語スキルとしてスピーキングに特化することで会得しているようで、読み書きはできない人が多いです。

そのため、英語の読み書きができなかったとしても話すことに特化することで、日常会話は問題なくできるようになります!

らーにゃ

みんな何でそんなに簡単に複数語を話せるんだろうと感じる日々です

多くの記事は英語ができる前提

ただ、いざ勉強をしようと思っても「色々な問題点」があります。

そのうちの大きな1つが

英語ができるの前提 問題

です。

というのも、英会話に関する勉強法を検索すると、どの記事を見ても

「TOEIC 900点以上です」

「海外の有名大学を卒業しました」

「海外駐在で英語で取引しています」

など、英語の能力がズバ抜けて出来る人の記事ばかりで

ワタシのような英語がニガテな人にとっては、レベルが高すぎて適応できません

そのため、今回は、英語がニガテなワタシでもできるような使い方をスピーキングバディのレビューも含めて解説します。

こっこ

ワタシが使った教材使えばいいのに。。

らーにゃ

TOEIC900クラスの人とは見ている視点が違います。

スピークバディとは

スピークバディ公式HPより

では、この「スピークバディ」とはどういったものか。

アプリの特徴や使うべき人、料金などについてまとめていきます。

スピークバディの特徴

最初に「スピークバディ」の特徴についてまとめます。

一言で言うと

「AI英会話を中心としたスピーキング特化のアプリ」

です。

英会話するだけでなく会話で使えるフレーズを実践しながら学んだり、発音の訓練、すぐに使える時事ネタなど多岐に渡ります。

特徴をまとめると下記の通りです。

項目内容
アプリの主な内容-単語学習
-リスニング
-英作文
-発話レッスン
-AIフリートーク
-毎月のトピック
-英語のニュース解説
アプリおすすめユーザー英会話の初心者〜中級者
アプリ利用の推奨時間1日 15分〜
アプリの料金1,983円 〜3,300円 / 月

概要はスピークバディのサイト内の紹介動画などを見るとイメージが湧きます!

スピークバディ公式サイトより

英語のアプリは数多くありますが、スピーキングだけに特化しているアプリは希少です。

特に、ChatGPTを活用したAIキャラとのフリートークやサポート機能はすごく質が高いので、無料体験でこれだけ試してみるのもありです。

また、グッドデザイン賞を受賞しており、アプリも見やすくて使いやすいです。

らーにゃ

アプリのデザインが良いとちょいちょいアプリを立ち上げたくなります。

スピークバディがおすすめな人

ではスピークバディは「どんな人におすすめ」か。

このアプリは、英会話にニガテ意識があって、下記のようなことを考える人はすぐに使った方がよいです。

アプリ利用がおすすめな人
  • 海外旅行に向けた準備をしたい人
  • 海外の人と話す機会がある人
  • 海外生活をする予定がある人

特に、スピークバディのAI英会話は、オンライン英会話など、人を相手にするサービスとは違い

気軽に話せて、心理的に間違えやすいという点が、英語にニガテ意識がある人にはめちゃくちゃ良いです!

こっこ

確かに英語がニガテなうちは失敗してなんぼだよね

スピークバディの料金

次に「料金プラン」です。

プランは3種類あり、利用期間に応じて、料金が変わります。

料金プラン料金
1か月プラン3,300円(税込)/月
6か月プラン2,967円(税込)/月
12か月プラン1,983円(税込)/月

どのプランであっても無料トライアルの1週間が使えて、機能の制限も特にありません。

まずは、自分の英会話の目標に合わせて、どの程度を使うかを考えた上で、無料体験から実施することをおすすめします。

らーにゃ

具体的な方法論について、次からまとめていきます。

スピークバディのレビュー

では、次に「実際に使って感じたこと」です。

実際に使ってみてどのような機能を使っているかをまずはまとめます。

イチオシの機能

ワタシが毎日使ってみて感じた「イチオシの機能」は下記の3つの機能です。

スピークバディのイチオシ!
  • レッスン/バディチャット
  • 発話練習/コピーキャット
  • マンスリーコンテンツ

順に触れていきます。

レッスン/バディチャット

まずは、基本となるレッスンとそれと合わせてアウトプットするバディチャットです。

これは1日15~20分くらいで1レッスンが回せます。

なお各レッスンで1フレーズずつ覚えてアウトプットして定着させていきます。

特にバディチャットで応用するのがかなり自然な会話ができるので、やらされ感がないのが素晴らしいです。

発話練習/コピーキャット

また「発話のチェック機能」が素晴らしいです。

これは当初、あまり期待していなかったのですが、とても使える機能でした。

どういうイントネーションで、どういうスピードで話すと良いかと言う点も

録音されたデータからAIで解析して、最適化どうかをリアルタイムでフィードバックされます。

これは実際に使ってみて感動しました。

特に、英会話は海外の人が話すスピードに追いつく必要がありますが

この点、「アクセント」、「スピード」の両方で評価される発話の機能はとても実践的です。

マンスリーコンテンツ

そして「マンスリーのコンテンツ」です

これも、正直あまり期待していなかったのですが、時事ネタのトピックスが充実しています。

当初はニュースを英語で見る程度かとおもっていたのですが、ちゃんと話すネタとして噛み砕いてちゃんとしたコンテンツになっています。

たとえば、2024年8月の場合、下記のようなコンテンツがでています。

8月のマンスリーコンテンツ
  • パリ大会の注目競技
  • 夏の定番メニュー
  • 新貨幣、使ってみた?

特に、このネタがあると雑談をするときも、これをそのまま話題として使えます。

また上級者用に、ニュースの記事をそのまま英語にしたものも教材化されています。

実際に使えたポイント

では、スピークバディの内容が「実際にどこでどう使えた」か。

実際に海外でアウトプットしてみて

「スピークバディのココが使える!」

と感じた点を以下にまとめます。

ココが使える!ポイント
  • 「自己紹介」を繰り返して暗唱できる
  • 「会話の展開」のストックを増やせる
  • 「時事ネタ」の引き出しを作れる

「自己紹介の流れ」を繰り返して慣れる!

まず、1点目が「自己紹介の型作り」です。

スピークバディではカリキュラムとは別に初対面の人と

話をしていくシミュレーションができます。

自己紹介の流れは特に変わったことはないのですが、自由に好きなタイミングで繰り返すことができます。

この実践を続けると、口を伝うように、自分のフレーズとして話がでるようになります。

AI英会話なのでこちらの返答次第で質問なども変わるので、色々と試すことで話すことに慣れてきます。

「会話の展開フレーズ」が増える!

2点目が「会話フレーズ」に関してです。

英会話の肝は、話の展開のバリエーションを出すことです。

英会話をしている中で、フレーズが分からないと

「why?」

の単語で返してしまうことがよくあるのですが、フレーズをストックしているだけで

「Do you know why 〜 ??」

とフレーズが使えるようになり、それだけで”できた感!”を強く感じられます。

フレーズごとに、実際にどんなところで使うかをイメージしながらストックすることで、会話のバリエーションが増えます。

これを毎日1つずつ増やし、それをうまくアウトプットすることで、それっぽく切り返せたことで”話せた感”がでて達成感を感じられます。

ニガテな人ほど、簡単なものでいいので”できた感!”を作ることが一番、重要だろうと感じています。

「季節の話題/ニュース」のトピックを話せる!

そして3点目が「タイムリーなネタを仕込む」ことです。

英会話をする中で、問題になるのがどうしても受け身になることです。

この点、季節の話題や、ニュースのトピックスをマンスリーコンテンツで学んでおくと

話題を提供する側にまわれて、主体的に話をすることができます。

日本の夏のことや、オリンピックの競技の話など

その時のタイムリーな話題を学ぶことでネタをストックして話として使うことができました。

こっこ

話を自ら振っていくことができると会話も途切れないよね

スピークバディのメリット・デメリット

では、次にスピークバディの「メリット/デメリット」について考えます。

使ってみてのメリットとデメリットは以下の通りです。

スピークバディのメリット

スピークバディのメリットは大きく下記の3点です。

スピークバディのメリット
  • 気軽に話し出せる
  • カリキュラムが良い
  • オンライン英会話より安い

メリット①:とても気軽に話せる

メリット1点目が「気軽に話せてハードルが低い」という点です。

「相手がAIだから失敗してもいいや」

という気持ちで色々話せるのが英会話がニガテな人には超メリットです。

とにかく、取り直し、やり直しを繰り返しても、気まずくないのはAIチャットならでは

また、実施するときもオンライン英会話と比べて

「合いそうな人を選んで、予約をして、話す準備をして…」

という諸々のプロセスを一気にスキップできます。

そのため、心理的にもプロセス的にも楽にスタートできます。

らーにゃ

話すハードルが低いというのはやはり一番のメリットですね

メリット②:カリキュラムがしっかりしている

2点目が「カリキュラムの質」です。

スピークバディではレベル別にすでにカリキュラムが多くつくられており

自分のレベルや目標に合わせて、カリキュラムを自分で設定できます。

また、カリキュラムごとに、単語・リスニング・英作文・応用問題などの複数の種類の問題がセットされております。

基本的には毎日レッスンをすることで少しずつ学びを深めていくことができます。

こっこ

これはオンライン英会話とはちょっと違うところかもね

メリット③:人相手のサービスより安い!

また、語学学校やオンライン英会話より圧倒的に安い点も特筆点です。

これは人件費がかからない分、費用をかなり抑えられている印象です。

例えば、他のサービスと比較すると下記の通りです。

サービス名料金
スピークバディ3,300円/
オンライン英会話(Native Campなど)6,500円~13,000円/月
語学学校(BerlitzやGABAなど)20,000円~50,000円/月

そのため、まずはコストを抑えて、英会話の習慣を作りたいという人にもおすすめです。

ただ、一方で、人と話す実践力はそれはそれで担保したいという場合は

自信がついてきたタイミングで語学学校やオンライン英会話を併用するのも効果的です。

スピークバディのデメリット

スピークバディの「デメリット」は大きく下記の3点です。

スピークバディのデメリット
  • スピーキングテストはイマイチ
  • モチベが維持しづらい
  • 語学力アップの即効性はナイ 

デメリット①:スピーキングテストはイマイチ

デメリット1点目は「スピーキングテスト」です。

スピークバディは最初にログインした時にスピーキングのテストを受けるのですが

そのテストの精度が低いが故にスコアが高くでていしまい、ぬか喜びをしました。

具体的には、英会話の上級者と判定され、スコアがやたらと高くでてしまいました。

そのため、自動でおすすめされたカリキュラムが自分にとってはレベルが合っていなかったため

自分でカリキュラムを再設定しました。

そのため、テストは参考程度にとどめてVERSANTなどの他のスピーキングテストを受けてカリキュラムを調整するのがおすすめです。

らーにゃ

おすすめのコンテンツやってみたらむずくてつまづいてしまいました

デメリット②:モチベが維持しづらい

2点目は「モチベーション問題」です。

このアプリは、アプリ完結がゆえに、語学学校などと違って

催促する人や、宿題をやらないと恥をかくなどもないため

「まぁやらなくてもいいか。。」

となりやすいです。

そのため、自分で計画を立ててやりきる意志の力を高める

自信がない人は語学学校やコーチングサービスなどと併用することで補填させる方法があります。

ちなみに、スピークバディにはコーチングのサービスもオプションで用意されているので

自分の意思の力に自信がない人はこちらを使うのもおすすめ。

こっこ

どうしても忙しいと後回しにしやすくなっちゃうよね。。

デメリット③:語学力アップの即効性はナイ

3点目が「語学力の即効性について」です。

これは当たり前ですが、英会話は一朝一夕で身につけられるスキルではありません。

また、英会話はリアルな会話を通して経験を積むコトが最短でスキルアップするポイントです。

英会話スクールやオンライン英会話など、人を相手にしたサービスの方が即効性は高いです。

そのため、あくまで位置付けとしては英会話のストックをつくる、英会話の練習の習慣を作るに置きつつ、組み合わせた活用がおすすめ。

いきなり、リアルな人相手のサービスを使うのはハードルが高いと感じる人は

スピークバディで練習した上で、フレーズのストックを作り、ツールの組み合わせをすることが効果的です。

スピークバディのおすすめ活用法!

ではスピークバディをどのようにして活用するべきか。

他のサービスや教材と併用などもしてみてわかったおすすめの活用法をまとめます!

①毎日続けられる習慣の仕組み作り

まず活用法の1点目は自分に最適な「英会話の習慣作り」です。

習慣作りで肝になるのが下記の2点です。

習慣作りで必要なコト
  • 今のレベルを目標レベルを考える
  • 1日の学習量を考えてカリキュラムを設定する

今のレベルと目標レベルを考える

まずは今のレベルを考えます。

スピークバディにはスピーキングテストがあるので参考値に使えます。

ただ、先にあげた通り、正確ではないので、その結果を少し辛めに見て今のレベルを見定めます。

(個人的にはオンラインで20分くらいでできるVERSANTがおすすめ。お安く受ける方法はコチラにまとめます)

1日の学習量を考えてカリキュラムを作る

次に1日の学習量を考えます。

これは、自分の今のレベルと目指す目標から逆算して考えます。

詳しくは別の記事でまとめますが、いつまでに何時間の勉強をするかを考えたら、次に

[1レッスン+バディチャット]=20分

基本1セットのかたまりとしてみて何セットをいつまでに行うかという点で計算します。

例えば、毎日1時間を担保するなら3レッスンくらいが目安。

これを毎日やる勉強量としてアプリのカリキュラムで設定すればOKです。

なお、カリキュラムの設定はアプリ上で簡単に設定できます!

②スキマ時間に有効活用

活用法の2点目が「スキマ時間の活用」です。

毎日のレッスンは20分程度で終わるため、スキマ時間を利用します。

朝の寝起きや食後の休憩時間、昼休みや寝る前の時間などにレッスンを行います。

特におすすめなのが、食後のソファーなどでだらっとしてしまいがちな食事休みの時間など。

こういう時に何気なく勉強すると、それだけで1セットは完了します。

参考:他のツールとの連携

他にも、ワタシは下記のアプリなどと連携して活用しています。

他のアプリとの連携した活用
  • カレンダーアプリ
  • 日記アプリ

まず、Googleカレンダーにどの時間帯にやるかを入力して、その時間の数分前にリマインドがくるようにしています。

スマホでもタブレットでもアプリなのでリマインドされたらすぐに学習ができるようにするとスキマ時間を活用しやすいです。

また、合わせて日記やメモアプリにフレーズをストックすることで、できるようになったことが目にみえるようになりフレーズも取り出しやすくなります。

ワタシはDayoneというアプリに寝る前に今まで学んだフレーズを打ち込み見返す他、レッスンの進行ペースをみて、進捗が良いか悪いかを確認しています。

らーにゃ

1日の最後に学んだことを整理すると達成感も得やすいです!

③発話の見直し×トーク量の強化

最後の活用法が「会話量の担保」についてです。

基本的には、昼休みや夜などの時間がまとまってとれる時間帯に会話をしてアウトプットします。

バディチャットや、マンスリーのコンテンツなどを応用的に使っていきます。

また、英会話に慣れてきて自信がついてきたら実践する場をアプリ以外にも求めるのが効果的です。

具体的には下記のようなことと組み合わせると実践力が飛躍的に上がります。

おすすめの英会話の組み合わせ
  • 海外の人との会話の場作り
  • 語学学校
  • オンライン英会話

また、発話に関しては発話・リスニングに関する参考書を使うと、学んだことが整理されて学習効率が上がります。

らーにゃ

学習教材もうまく組み合わせることで学習の効率がグッと上がります!

さいごに

以上「スピークバディの活用」についてでした。

スピーキングの力は一朝一夕でできるものではありません。

英語がニガテなワタシであっても、スピーキングが少しずつできるようになって、見える世界がだんだんと変わってきました。

「英語で会話ができるレベルになりたい!」

と感じるのであれば、それが勉強する一番のベストタイミングです!

一緒に、スピーキングの勉強を通して見える世界を変えていきましょう!!٩( ᐛ )و

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