
こっこ
今回はモントリオールの地下街についてまとめます!
モントリオール地下街は、冬の寒さを避けながらも多彩なアクティビティを楽しむことができる場所です!
急に天気が悪くなった場合も、地下街巡り自体が一つのアクティビティになります!
「地下街には何があるの?」
「広いと聞くけどどう回るべき?」
と感じる人もいると思うので、今回は、モントリオール地下街の魅力やアクセス方法、ショッピングスポットなどを詳しく紹介します!
観光やショッピングを計画している方にとって、役立つ情報が満載ですので、ぜひご覧ください!

駐夫「らーにゃ」× ママ留学生「こっこ」夫婦です
●妻:マギル大の大学院生、世界中の学生と交流中!
●夫:英語が超ニガテ、海外生活になり悪戦苦闘中!
●子:娘(6歳)と息子(4歳)、現地の学校にて成長中!
Contents
モントリオール地下街(RESO)の魅力とは?

まずそもそも「モントリオールの地下街(RESO)」とは何か。
モントリオール地下街は、世界最大の地下街として知られ、全長約33kmにわたる広大な空間です。
この地下街は、ショッピング、飲食、文化体験など、さまざまな楽しみ方ができる場所として、多くの観光客や地元の人々に愛されています。
特に冬季には、寒さを気にせずに移動できるため、非常に便利です。
地下街内には、数多くの店舗やレストランがあり、訪れる人々にとって新しい発見が待っています。
世界最大のモントリオール地下街のプチ情報
では「モントリオールの地下街の特徴」とは何か。
モントリオール地下街は、通称「RÉSO」と呼ばれ、ダウンタウン地区を中心に広がっており、広さはなんと世界最大です!
当初は、地下鉄の駅と商業施設を結ぶために開発されましたが、次第にその規模が拡大し、現在のような巨大な地下街へと成長しました。
特に、1980年代から1990年代にかけての発展が著しく、現在では世界中から観光客が訪れる人気スポットとなっています。
また、地下街内は清潔で安全な環境が整っており、安心して楽しむことができます。
モントリオール地下街の地図とアクセス方法

では「地下街の位置関係」はどうなっているか。
結論は、上記のマップを確認してください。
また、詳細を確認したい場合は、公式(?)の解説マップ・ガイドが存在するので、気になる人はコチラから(5ドル程度でガイドの電子データが手に入ります)。
これをうまく頭の中に入れて、地下鉄と合わせて活用することで外に出ずとも、ほとんどのことを賄うことができてしまいます!
ちなみに、上記のマップの下のオレンジ色がオレンジラインと言われる路線の駅、上の緑色がグリーンラインと言われる路線の駅があります。

モントリオール市内はメジャーなこの2路線を使いこなせればほとんど制覇できます!
モントリオール地下街でアクセスできる7つの駅

続いて「地下街からアクセスができる7つの駅」についてです。
結論としては、下記の7つの駅で、それぞれ主要な接続先としては以下の施設があります。
駅名 | 主な周辺の接続施設 |
---|---|
Peel駅 (グリーンライン) | Les Cours Mont-Royal(ショッピングモール)、周辺のレストラン街、モントリオール美術館、マギル大学 |
McGill駅 (グリーンライン) | Eaton Centre、Promenade Cathédrale、La Baie、在モントリオール日本国総領事館、マギル大学 |
Place-des-Arts駅 (グリーンライン) | Place des Arts(芸術広場)、Complexe Desjardins(複合商業施設) |
Bonaventure駅 (オレンジライン) | Gare Centrale(中央駅)、Le 1000(屋内スケートリンク)、Centre Bell(スポーツ・イベント会場)、ホテル街 |
Square-Victoria–OACI (オレンジライン) | 世界貿易センター(World Trade Centre)、金融街、オフィスビル群 |
Place-d’Armes駅 (オレンジライン) | Palais des Congrès(モントリオール国際会議場)、旧市街(オールドモントリオール)、ノートルダム大聖堂 |
Lucien-L’Allier駅 | Centre Bell、Gare Windsor(旧駅舎、イベント会場)、周辺ビジネス街 |
どの駅も主要駅で、モントリオールの観光スポットに接続しているため、うまく地下街を利用すれば、天候や接続などを気にせずにアクセスできます!

こっこ
地下街の構造さえ頭にいれておけばだいぶ効率よく回れるようになりますよ!
モントリオールの地下街のショッピングセンター6つ

続いて「地下街からアクセスできるショッピングセンター」です。
モントリオール地下街には、数多くのショッピングセンターがあります。
その中でも特に有名な6つのショッピングセンターを以下に紹介します。
これらのショッピングセンターを使いこなせば、お土産はもちろん、生活必需品や、ちょっと買い物など全て網羅できます!
①イートンセンター
1つ目が「イートンセンター」です。
イートンセンターは、モントリオール地下街を代表するショッピングモールのひとつです。
多くのファッションブランドや雑貨店が並び、地元の人から旅行者まで幅広く利用されています。
館内にはフードコートもあり、子連れでも気軽に立ち寄れるのが安心ポイントです。
駅直結でアクセスも良いため、旅行中の立ち寄り先として便利なスポットです。
- 営業時間:
- 月〜金曜:10:00〜21:00
- 土曜:10:00〜19:00
- 日曜:11:00〜17:00(日)
- 公式サイト:http://centreeatondemontreal.com
②プレイス・モントリオール・トラスト
2つ目が「プレイス・モントリオール・トラスト」です。
プレイス・モントリオール・トラストは、ガラス張りの吹き抜けが印象的なショッピングモールです。
国内外のブランドが揃っており、ショッピング目的の観光客に人気があります。
館内は明るく開放感があるため、子供連れでも過ごしやすい雰囲気です。
こちらもフードコートが充実しており、かつカナダ版100円ショップもあり休憩したりちょっとしたものを買い足すのにも便利です。
③プロナード・カテドラル
3つ目が「プロナード・カテドラル」です。
地下街と大聖堂の下に広がるユニークなショッピングエリアです。
特に、地元のアートや工芸品を扱う店舗が多く、ユニークな商品を見つけることができます。
コンパクトながら、ファッションや雑貨、レストランが揃っており、休憩やちょっとした買い物に便利です。
歴史的な建物の地下にあるため、観光とショッピングを同時に楽しめるのが特徴です。立地も中心街にあり、移動の合間に立ち寄りやすいスポットです。
④プレイス・ヴィル・マリー
4つ目が「プレイス・ヴィル・マリー」です。
プレイス・ヴィル・マリーは、モントリオールの象徴的なビル群と一体化した商業施設です。
地下街を通じて多くのオフィスビルや駅と繋がっており、ランチや買い物を目的に多くの人が訪れます。
また、ブランド品を扱う店舗も多く、ショッピングを楽しむには最適な場所です。
旅行者にとっては、展望デッキから市街を一望できるのも大きな魅力です。
⑤アトリウム・レ・1000
5つ目が「アトリウム・レ・1000」です。
アトリウム・レ・1000は、モントリオールのビジネスエリアに位置するショッピングセンターです。
多くの飲食店やカフェがあり、ビジネスマンや観光客にとって便利な場所です。
また、映画館も併設されており、ショッピングの合間に映画を楽しむこともできます。
さらに年中使える屋内スケートリンクも完備されている点が特徴的で、モントリオール観光で真夏にアイススケート!なんてこともできちゃいます。
⑥コンプレックス・デジャルダン
6つ目が「コンプレックス・デジャルダン」です。
コンプレックス・デジャルダンは、エンタメや文化施設と隣接している複合型モールです。
広々とした吹き抜け空間が特徴で、シーズンごとにイベントや展示が開催されることもあります。
ショッピングだけでなく、子供が楽しめるアクティビティもあり、家族全員で時間を過ごしやすい場所です。観劇やイベントと組み合わせて訪れるのもおすすめです。
夏は、このエリアを中心に、モントリオールジャズフェスティバルが開催などもされます。
モントリオールの地下街に繋がるおすすめ施設

合わせて「地下街からアクセスできるその他の施設」です。
モントリオール地下街は、さまざまな主要施設と接続しています。
以下に、ショッピングセンターと合わせていくべき主な施設を紹介します。
おすすめ①:セントラル・ステーション
1つ目が「セントラルステーション」です。
セントラル・ステーションは、モントリオールの主要鉄道駅として長距離列車(VIA鉄道)や通勤列車が発着する拠点です。
地下街とつながっているため、到着後すぐにショッピングモールやレストランに移動でき、乗り継ぎの待ち時間も快適に過ごせます。
空港行きのシャトルバスもここから出ており、旅行者にとって利便性の高い駅です。
駅内には、飲食店やショップもあり、待ち時間を有効に使うことができます。
おすすめ②:ベル・センター
おすすめ2つ目が「ベル・センター」です。
ベル・センターは、モントリオールの主要なアリーナで、地下街と直結しています。
スポーツイベントやコンサートが開催されるため、多くの人々が訪れます。
イベント前後には、地下街での食事やショッピングを楽しむことができます。
おすすめ③:国際貿易センター
おすすめの3つ目が「貿易センター」です。
国際貿易センターは、オフィスやショッピングスペースが融合した複合施設です。
館内にはヨーロッパ風の回廊や噴水があり、観光客にとってはちょっとした観光スポットにもなっています。
地下街を通じて他の商業エリアとも繋がっているため、移動の合間に立ち寄るのにも便利です。
外観だけでなく、内部もモントリオールの魅力を感じられる空間になっています。
参考:在日モントリオール日本領事館
最後にモントリオールの日本領事館も地下街のネットワーク(④プレイス・ヴィル・マリー)からアクセス可能です。
パスポートの手続きや在留届など、旅行や滞在中にもしもの時に発生した緊急の手続きなどを行う場所です。
観光中は直接利用する機会が少ないかもしれませんが、もしものために場所だけは押さえておくとよいです。いざという時に覚えておくと役立ちます。

実際に、両親がモントリオールに来た時にパスポートを紛失して大変お世話になりました。
地下街を楽しむためのヒント・コツ

最後に「モントリオール地下街を楽しむためのコツ」をご紹介します。
モントリオール観光に地下街を利用する人は、下記の点をチェックしてみてください!
コツ①:事前に目的地のプランニングと営業時間の確認
まず1点目は「時間の確認」です。
訪れる前に、目的地の営業時間を確認しておくことが重要です。
特に、ショッピングセンターや飲食店の営業時間は曜日によって異なるため、事前に調べておくと良いでしょう。
これにより、行ったのにショッピングできない!などの悲劇に見舞われずに済みます。
コツ②:ショッピングセンターでの買い物リストを準備
2点目は「買うもののリストアップ」です。
ショッピングセンター内には、観光スポットや休憩できる場所が多くあります。
買い物の合間に、アートや文化を楽しむことができるため、効率的に観光を楽しむことができます。
ぜひ、ショッピングと観光を組み合わせて楽しんでください。
コツ③:周辺施設の季節ごとのイベントの確認
3点目は「イベントの確認」です。
地下街周辺では、さまざまなイベントやアクティビティが開催されています。
訪れる際には、事前に情報をチェックしておくと、より楽しむことができます。
特に、季節ごとのイベントは見逃せません!
参考:イベント情報の確認サイト一覧
具体的には下記のサイトなどをチェックです!
施設 | チェック先サイト |
---|---|
Place des Arts(芸術広場) | Place des Arts公式サイト →演劇・コンサート・バレエなど公演情報が確認可能 |
Complexe Desjardins | Complexe Desjardins公式サイト →シーズンイベント、展示、子供向けアクティビティ |
Eaton Centre | Centre Eaton de Montréal公式サイト → 買い物イベント、プロモーション情報 |
Place Ville-Marie | Place Ville-Marie公式サイト → 展望台イベントや展示会、日本総領事館関連のお知らせも確認可 |
Palais des Congrès(コンベンションセンター) | Palais des Congrès公式サイト → 国際会議、展示会、エキスポなど |
Centre Bell(ベル・センター) | Centre Bell公式サイト → NHLアイスホッケー、コンサート、スポーツイベント |
World Trade Centre Montreal | World Trade Centre公式ページ → ビジネスイベントや展示会の情報 |
日本総領事館(Place Ville-Marie内) | 在モントリオール日本国総領事館サイト → 在留邦人向けイベント・お知らせ情報 |
まとめ|地下街で便利にモントリオールを楽しもう!

以上「モントリオール地下街の便利情報」でした!
多彩なショッピングや飲食、文化体験ができるため、観光客にも地元の人々にも愛されています。
アクセスも非常に便利で、地下鉄やバスを利用することで簡単に訪れることができます。
ぜひ、モントリオールを訪れた際には、地下街を散策してみてください。