【レビュー】スピークバディは意味がない?やって分かった効果を出す7ステップ!

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駐夫のらーにゃ

今回はAI英会話アプリ「スピークバディ」の活用法についてまとめます。

「スピークバディ意味ないって出るけど実際どうなの?」

「AIの英会話なんて効果なさそうだけど使えるの?」

と、ネット検索をしていると、ネガティブなキーワードが出てきて、不安になる人もいると思います。

事実、ワタシも初めて、課金して使った時に、本当にこのアプリはちゃんとしたものなのだろうかと不安になりました。

ただ、実際に使ってみることで、ネット上の情報が言っていることがわかってきました。

結論としては一部は正しく、一部は正しくないと思ったので、その点を明らかにしながら、効果が出るための活用法についてまとめます!

「スピークバディは結局どう使うのが効果的なの…?」

と興味はあるけど、活用イメージが持てない人の参考になったら嬉しいです!٩( ‘ω’ )و

筆者の特徴
  • 中学生の時にホームステイをするもあまりに喋れずトラウマに
  • TOEICは400点台で英語はニガテ科目、英会話もニガテ意識が強い
  • 妻の留学に際して駐夫・専業主夫に転換し、海外生活をするも悪戦苦闘

スピークバディとは

スピークバディ公式HPより

では、この「スピークバディ」とはどういったものか。

アプリの特徴や使うべき人、料金などについてまとめていきます。

スピークバディの特徴

最初にスピークバディの特徴についてまとめます。

一言で言うと

「AI英会話を中心としたスピーキング特化のアプリ」

です。

英会話するだけでなく会話で使えるフレーズを実践しながら学んだり、発音の訓練、すぐに使える時事ネタなど多岐に渡ります。

特徴をまとめると下記の通りです。

項目内容
アプリの主な内容-単語学習
-リスニング
-英作文
-発話レッスン
-AIフリートーク
-毎月のトピック
-英語のニュース解説
アプリおすすめユーザー英会話の初心者〜中級者
アプリ利用の推奨時間1日 15分〜
アプリの料金1,983円 〜3,300円 / 月

概要はスピークバディのサイト内の紹介動画などを見るとイメージが湧きます!

スピークバディは意味がない?

ではこのスピークバディは本当に意味があるのか?

使ってみての個人的な感想で言うと

「目的と使い方次第」

というのが結論です。

「意味あるのか、ないのかどっちなんじゃ!」

と疑問に思う人も多いと思うので掘り下げて説明します。

例えば、目的を「英会話がペラペラにしゃべれる」として、手段を「スピークバディ一本でやる」とするのは無理です。

(これが意味ないという論の主張であり、逆にアプリ一本で全て出来ると言い切っている記事はあまり信用できません)

一方で、目的を「会話のフレーズを増やす、引き出すスピードを上げる」と置いた場合はこのアプリ一本でも目的を満たせます。

また、オンライン英会話や英会話スクールなどと組み合わせることで英会話をする力の相乗効果を得られます。

そのため、目的にもよりますが、英会話力を上げるならば別ツールと組み合わせて活用するのがおすすめ!

スピークバディがおすすめな人

ではスピークバディは「どんな人におすすめ」か。

このアプリは、英会話にニガテ意識があって、下記のようなことを考える人はすぐに使った方がよいです。

アプリ利用がおすすめな人
  • 海外旅行に向けた準備をしたい人
  • 海外の人と話す機会がある人
  • 海外生活をする予定がある人

特に、スピークバディのAI英会話は、オンライン英会話など、人を相手にするサービスとは違い

気軽に話せて、心理的に間違えやすいという点が、英語にニガテ意識がある人にはめちゃくちゃ良いです!

こっこ

確かに英語がニガテなうちは失敗してなんぼだよね

スピークバディを効果的にする 7ステップ!

では、ここからは、私が実践している「具体的な活用法」を紹介します。

実際に、色々と試してみた結果、下記の7ステップで学ぶことで英会話の力が上がってきたと実感するので参考にしてください!

なお、スピークバディ単体で行えるのはステップ3までで、英会話の力を伸ばすためには他のサービスとの組み合わせも検討してください!

STEP1:アプリを使い慣れる

まずは「使い方の理解」です。

はじめはスピークバディというアプリに使いなれる必要があります。

どのような機能でもいいので、まずは毎日スピークバディを行う習慣を作ることがポイントです。

時間にして20分以上触れていればOK。

これを3週間くらい続けられれば、やらないことが気持ち悪くなってくるので、そうなれば習慣化はクリアです!

おすすめ機能

では、どの機能を使うのがよいか?

ズバリ、アプリに提案されるコンテンツだけやるで良いと思います。

詳しくは別記事でまとめていますが、スピークバディは毎日のカリキュラムを提案してくれます。

これを行えば大体20分くらいになるので、何をやるかを考えるのが面倒な人は、提案されるがままにやればOK

また、スピークバディは学習ログが自動的にとられ、毎日、連続して学習することでバッジを得たりモチベートポイントが色々あります。

累計6〜7時間くらいスピークバディをやればSTEP1は完了していると思います!

STEP2:英会話のストック集を作る

次に「フレーズのストック」作りです。

スピークバディは英会話のフレーズが多く搭載されていることから、フレーズのストックを作るのに最適です。

ただ、意識しないと学んだフレーズを使いこなせるようにはなりません

(1週間前に勉強したフレーズなどは普通に忘れます。。)

そのため、自分で学んだフレーズや、使いこなしたいと思ったフレーズは意識的にストックするのがおすすめです!

ストックの作り方

具体的には、日記やノートなどに書き溜めるか、DayoneなどのジャーナルアプリやNotionなどの情報管理アプリに書き溜めます。

エクセルやスプレッドシートでも良いと思いますが、普段から使うアプリなどでスマホでサッと確認できるようにするのがおすすめ

アプリで学んだことを、自ら移し書きすることで意識がフレーズにいき、頭に刷り込まれて学習効果もあがります!

STEP3:フレーズを使うPDCAを回す

フレーズのストックができたら「PDCAを回す」ことを行います。

具体的にはバディチャットなどフリーディスカッションができる機能で、ストックされたフレーズを使い込ます。

ポイントは、直前に学んだフレーズだけではなく、以前学んだフレーズもバディチャットでアウトプットすることです。

直前に学んだフレーズであれば、当然簡単にできるのですが、あえて以前にやったものも使ってみます。

その後に、実際に使ってみた結果、うまくいったかどうかを振り返り、また次回のバディチャットでどう使うかを計画します。

バディチャット活用のコツ

バディチャットはスピークバディの最大のウリであり、生成AIを使った自由度の高い会話ができます。

ただ、指示通りにやるだけだと、簡単すぎかつ自由度が低くなるため、頭に残らないです。

そのため、毎日バディチャットは3回までできるので、1回目は指示通りやりつつ、2回目以降は、ヒントをなるべく使わず実施し

ステップ2で作ったストック集をみながら、色々な言い回しを試します。

その上で言い回しで難しいと感じたコトは、STEP2のストック集に戻って使ってみた感想を併記しておくと良いです。

STEP4:実践の場でアウトプット

STEP4は「アプリ外で実践」です。

このステップではスピークバディ外のサービス(英会話スクールやオンライン英会話など)を併用します。

STEP3までに自分なりのストックができて、使いこなす練習もできたら、あとは、何度も使いこなして自分に馴染ませます。

対アプリではなく、生身の人間を相手にすることで、使うハードルがガンっと上がります。

一方で、ハードルが上がる分、学習効果もググっ!とあがります!

ワタシの場合

実際にやってみて感じたことですが、フレーズとして頭で分かっていても、中々、思うように使いこなせず

「2〜3時間話しているのに結局、フレーズを1つも使えなかった…」

ということを何度も経験しました。

ただ、それはそれで気づきが多く、

「どうして、そのフレーズが使えなかったのか、」

「どうすれば、効果的に使えただろうか」

と、振り返ることでその後の学習効果があがります。

また、ステップ4まで来たらスピークバディでは難があったフレーズをピンポイントで復習しながら進みます。

STEP5:耳を鳴らし使う量を増やす

ステップ5は「フレーズの使用量を増やす」です。

ステップ4に引き続き、アウトプットを重視して学んだフレーズを使用していきます。

ただ、ここで壁になるのが、実践をしていると相手の話すスピードに追いつけないと会話として不自然になり会話がとまると言う点です。

そのため、学んだフレーズをなるべく多くアウトプットするためには自然な会話ができるだけのリスニング力が必要になります。

逆に、会話においつけるだけのリスニング力があれば、スピーキング量も担保できるため、底上げができたいできます。

この点ではリスニング教材を併用する必要がありますが、個人的にはネイティブの会話スピードに対応させる「英語耳」という教材を併用しており効果を感じています。

STEP6: アセスメントで自己評価する

続いてステップ1~5の内容を「アセスメントで振り返り」ます。

具体的には、有料のアセスメントを使い、スピーキング力が伸びているかどうかを検証します。

アセスメントを受けることで、客観的に自分のスキルを見直すことができ、何が効果的で何が効果的でなかったかを判断することが可能です。

見直す項目としては例えば以下のような項目です。

アセスメントで振り返る観点
  • スコア全体は上がったか
  • 各項目(スピードや表現力や語彙など)の特徴はどうか
  • 前回スコアや平均スコアと比べてどうか
  • アプリの利用時間・内容に対して何がどう変化したか
  • 頭に浮かんだフレーズを思うように表現できたか
  • 今までストックしたフレーズを使えたか
  • 普段のアウトプット(実力)と同じくらいできたか 

スピーキングのアセスメントはTOEICはじめ色々とありますが、個人的におすすめしたいのがVERSANTというスピーキングに特化したものです。

これは教育企業の世界最大手のピアソンが手掛けるテストで、日本では日経が提携しています。

色々な種類があり5,000円以上しますが、ピアソンのサイトを経由してPracticeというバージョンをうけるとなんと1,700円で受けられます!

このアセスメントを受けつつも、スピークバディ+αでやってきた内容を振り返ることで、何が効果的かがわかるので、改めて計画を作り直します。

ちなみに、アセスメントは定期的に受けることで効果を発揮します。

受験の仕方は別記事に記載するので、合わせてご確認ください!

STEP7: 身の回りで実践する場を作る

最後のステップは「身の回りの機会作り」です。

このステップは人によっては最も簡単であり、最も難しいです。

やることは至極シンプルで

「自分の身の回りで英会話を使う機会を作る」

ということです。

これは自分で自分に合う機会をイメージできるかどうかで決まります。

例えば、下記のようなものです。

身の回りの機会作りの例
  • 英語を使う友達を作り定期的に遊ぶ/食事する
  • 英語のボランティア(観光案内など)を行う
  • 英語の副業/バイト(家庭教師/シッターなど)を行う
  • 海外旅行しつつ民泊(AirBnBなど)で地元の話を聞く
  • 海外で学校対応(保護者面談/PTAなど)を行う
  • 海外でワーホリするかコミカレ/大学に通う

いきなり、英語を使った職に転職するというのは非現実的だと思うので

上記のような、ものを自分にとりいれて、STEP1~6でやってきた内容やフレーズのストックを見返し

友達や使う場を自ら作り出して定期的に実践するようにします。

「いやいや、友達なんてそう簡単にできねぇよ!」

という声も聞こえてきますが、全くツテがない人は

言語エクスチェンジという選択肢もあります。

これは母国語をお互いに交換するという方法で、つまり日本語を学んでいる外国人を見つけて友達になるというやり方です。

これはマイナーですが、マッチングサービスなどもではじめてきているので、こういったもので友達を作りカフェなどで実践するのもおすすめ!

らーにゃ

ここまできたら英会話を自分のものにできたも同然です!あとは続けるのみ!

さいごに

「スピークバディ」は、英会話の基礎を作るための超強力なツールです。

その効果を最大限に引き出すためには、継続的な学習と反復練習が不可欠です。

ワタシのように英語がニガテな人でも、順を追って正しい努力を積み上げていけば、必ず自分が思い描いた状態まで持っていけます!

あとは、やり続けるかどうかのモチベーションの問題なので、なりたい姿を妄想しながら一緒に学んでいきましょー!!٩( ᐛ )و

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