
こっこ
今回はモントリオールのスモークミート事情についてまとめます!
モントリオールのスモークミートは、モントリオールグルメを代表する一品です。
燻した牛肉をこれでもかっ!と挟んだ贅沢なサンドイッチは観光した際にはぜひ食べてほしい一品です!
ただ、
「そもそも、どこのお店がおすすめなの?」
「てか、モントリオールのグルメは他に何が有名なの?」
と感じる人も多いと思うので、今回はスモークミートの情報と合わせて他の観光グルメも含めておすすめを詳しく紹介します!
モントリオール観光の食事を検討している人はぜひ参考にしてください!

駐夫「らーにゃ」× ママ留学生「こっこ」夫婦です
●妻:マギル大の大学院生、世界中の学生と交流中!
●夫:英語が超ニガテ、海外生活になり悪戦苦闘中!
●子:娘(6歳)と息子(4歳)、現地の学校にて成長中!
Contents
はじめに:モントリオールのスモークミートの魅力

そもそも「スモークミートとは」何か
スモークミートは、ユダヤ系移民によって持ち込まれた伝統的な料理で、特に牛肉をスモークしたものが有名です。
スモークミートは、しっかりとした味付けとジューシーな食感が特徴で、サンドイッチとして楽しむことが一般的です。
地元の人にも愛されるB級グルメの名物になっているのでモントリオールを訪れる際には、ぜひ味わいたい1品です。
スモークミートの特徴
スモークミートの最大の特徴は、その独特な風味と食感です。
スモークによって肉の旨味が引き立ち、スパイスの香りが加わることで、他の肉料理とは一線を画します。
また、スモークミートは通常、薄くスライスされて提供され、パンやピクルスと一緒に楽しむことが多いです。
これにより、食べ応えがありながらも、さっぱりとした味わいが楽しめます。
なぜスモークミートが人気なのか
スモークミートが人気の理由は、その美味しさだけでなく、モントリオールの文化や歴史とも深く結びついているからです。
スモークミートは、ユダヤ系移民の食文化を象徴する料理であり、地元の人々にとっても特別な存在です。
また、観光客にとっても、モントリオールを訪れた際の必食メニューとして知られています。
これらの要素が相まって、スモークミートは多くの人々に愛され続けています。

スモークミートのお店は大抵並んでいて、人気の高さがうかがえます。
モントリオールのおすすめスモークミート店

モントリオールには、スモークミートを楽しめるお店が数多くあります。
ここでは、特におすすめの店舗を3軒紹介します。
どのお店も独自のスタイルでスモークミートを提供しており、訪れる価値大ありのお店です。
おすすめ1:Schwartz’s(シュワルツ)
おすすめ店の1つ目は「シュワルツ」です。
正直、モントリオールのスモークミートといったらシュワルツと言われるほどに代名詞的な存在です。
1928年に創業し、スモークミートという食べ物を広めたパイオニアであり、今なおスモークミート界のトップをひた走るようなお店です。
ここでは、秘伝のスパイスで味付けされたスモークミートが楽しめます。サンドイッチはボリューム満点で、ジューシーな肉とパンの相性が抜群です。
毎日列になっており、店内も混み合いますが、カジュアルな雰囲気で、観光客にも地元の人にも愛されています。
おすすめ2:Reuben’s Deli
次に紹介するのは「Reuben’s Deli」です。
ここは、スモークミートだけでなく、他のデリメニューも豊富に揃っています。
特に、スモークミートサンドイッチは、肉の厚さと味付けが絶妙でとても美味しいです。
また、アクセスもダウンタウンに位置して訪れやすく、シュワルツほど並ぶこともないので観光のプランにいれやすいです。
店内は広々としており、家族連れや友人同士でゆったり食事するのにも最適です。
おすすめ3:Dunn’s Famous
最後に紹介するのは「Dunn’s Famous」です。
ここは、スモークミートの他にも、プーティーンなどカナダの伝統的な料理を楽しむことができます。
スモークミートも肉厚で、特性のピクルスやプーティーンなどもセットで豪快に食べることができちゃいます。
カジュアルなバーのような雰囲気で、こちらもダウンタウンにあるため、観光プランに組み込みやすいです。
モントリオールで合わせて体験したいその他グルメ
続いて、セットで食べたいグルメです。
モントリオールでは、スモークミート以外にも楽しめるグルメがたくさんあります。
ここではセットで食べたい・モントリオールグルメをご紹介します。

こっこ
せっかく観光にくるなら、他のグルメもセットで食べてみてください!
おすすめ①:プーティン

おすすめの1つ目は「プーティン」です。
プーティンは、フライドポテトにグレイビーソースをかけ、チーズカードをたっぷりのせたカナダ発祥の定番料理です。
濃厚なソースとチーズのとろける食感が特徴で、ボリューム満点ながら意外と食べやすいのが魅力。
シンプルながらも味わい深く、観光客にも人気があります。

レストランだけでなく屋台やフードコートでも手軽に楽しめるため、子ども連れの旅行にもぴったりです。
モントリオールを訪れたら、一度は食べておきたいカナダのソウルフードです。
プーティンのおすすめの店 (La Banquise(ラ・バンキーズ))
モントリオールでプーティンを楽しむなら、La Banquise(ラ・バンキーズ)が有名店です。
有名店のSt-Viateur Bagelにも立地が近く、近くに大きな公園(ラ・フォンテーヌ公園)もあるので両方テイクアウトして楽しむのがおすすめ。
おすすめ②:モントリオールベーグル

おすすめの1つ目は「モントリオールベーグル」です。
モントリオールベーグルは、街のユダヤ移民文化に根付いた伝統的なベーグルです。
大きな特徴は、生地を焼く前にハチミツを溶かしたお湯でゆでること。
これによってほんのり甘みが加わり、独特の風味を生み出します。
ニューヨークベーグルと並んで2大ベーグルと言われているので、プーティンとセットで体験してみてください!
モントリオールベーグルのおすすめの店 (St-Viateur Bagel)
モントリオールでベーグルを楽しむなら、St-Viateur Bagelがおすすめです。
有名店のLa Banquiseにも立地が近く、近くに大きな公園(ラ・フォンテーヌ公園)もあるので両方テイクアウトして楽しむのがおすすめ。
おすすめ③:ビーバーテイル

おすすめの3つ目は「ビーバーテイル」です。
ビーバーテイルは、平たく伸ばした揚げパンに砂糖やシナモン、チョコレートなどをトッピングしたスイーツです。
名前の由来は、その形がカナダの国獣ビーバーのしっぽに似ていることから。
外はカリッと、中はふんわりとした食感で、甘党にはイチオシのB級グルメです。

観光中に歩きながら食べられる手軽さもあり、子どもから大人まで幅広く人気を集めています。
ビーバーテイルが楽しめるお店
ビーバーテイルは色々なところにありますが、特に旧市街地エリアにあるお店は、モントリオール観光の導線の中にあり、店内でもゆっくりできるのでおすすめです!
モントリオールのスモークミートを家庭で楽しむ!おうちレシピ
最後に、スモークミートの作り方に関してです。
スモークミートは正直、手がかかりますが、家で作ることも可能です。
今回はオーブンや燻製器を使って作れるレシピをご紹介します。
- 牛ブリスケット(胸肉) 1.5〜2kg
- 牛の塊肉であれば肩肉など他の部位でも代用可
- 漬け込み液/スパイス
- 粗塩 100g
- 黒こしょう 大さじ2
- コリアンダーシード 大さじ2
- ガーリックパウダー 大さじ1
- マスタードシード 大さじ1
- 砂糖 大さじ2
- 水 適量
- サンドイッチ材料
- ライ麦パン、マスタード、ピクルス 各適量
- 肉を漬け込む
- 牛ブリスケット(塊肉)を流水で軽く洗い、ペーパーで水気を拭く。
- 塩・砂糖・スパイスを混ぜ合わせたミックスを肉全体にすり込み、ジップロックや容器で入れて冷蔵庫で5〜7日間漬け込む。
- 毎日一度ひっくり返して味を均一にする。
- 塩抜きと乾燥
- 漬け込みが終わったら肉を取り出し、水に数時間浸けて塩分を調整する。
- 表面をペーパーで拭き、冷蔵庫で一晩風乾させると仕上がりが良くなります。
- 燻製またはオーブン調理
- 本格的にはスモーカーで2〜3時間低温燻製(110〜120℃)しますが、家庭ではオーブンでも代用可能。
- 120℃で3時間ほどじっくり火を通し、最後にラップとアルミホイルで包んでさらに2時間蒸し焼きにすると柔らかく仕上がります。
- 仕上げ
- 完全に火が通ったら粗熱を取り、冷蔵庫で半日寝かせます。
- 食べる直前に蒸し器で温め直し、繊維に沿って薄切りにすれば完成。

正直時間も手間もかかりますが、一度食べたらどうしても再現したくなってしまうワタシ。。
おわりに:スモークミートやモントリオールグルメを楽しもう!

モントリオールのスモークミートは、食文化の一部として多くの人々に愛されています。
ぜひ、訪れた際には本場の味を楽しんでみてください。
また、スモークミートだけでなく、他のカナダグルメも合わせて体験することで、忘れられない味になるはずです!