今回は留学前に行うCAQ取得までの流れをまとめます
留学が決まって嬉しい!!!!
と歓喜するのもつかの間、ケベック州で学ぶには、カナダのstudy permitの申請の前に、CAQが必要です。
このCAQの申請も、情報が少なくなかなか大変でした・・・。
今回は、私と娘のCAQが発行されるまでのスケジュール感も含め、申請までのプロセスを皆様にお伝えしたいと思います!
駐夫「らーにゃ」× ママ留学生「こっこ」夫婦です
●妻:マギル大の大学院生、世界中の学生と交流中!
●夫:英語が超ニガテ、海外生活になり悪戦苦闘中!
●子:娘(6歳)と息子(4歳)、現地の学校にて成長中!
Contents
CAQとは
まず「CAQ」とは、そもそも何か?
これはケベック州が発行している、ケベック州受入れ許可証(Québec Acceptance Certificateの略)です。
カナダのstudy permit申請の際に、必須書類のうちのひとつです。
ですのでまずCAQの申請を速やかに行いましょう!!!
※お子様帯同で、その子が就学予定の場合はお子様分のCAQも必要になります!一人ずつしかできなかったので、面倒ですがそれぞれ行いました。
これが想像以上に面倒で理解に苦しんだので備忘録としてまとめます、
CAQ申請の流れ4ステップ!
続いて「CAQの申請の流れ」についてです。
私のときは、おおまかに下記の4ステップでした!
※随時変更があるようですので、最新の情報等についてはケベック州のサイトをご覧ください^^
詳しくは下記で解説していきます。
①個人情報の入力
まずステップの1つ目は「個人情報の入力」です
“online application for temporary selection for studies”のサイトにアクセスし、個人の情報を入力していきます。
11ページほどありますので、時間があるときにゆっくり作業することをおすすめします!(私の場合は30分ほどかかりました。)
私の混乱ポイント1(*~*)
※「Family name at birth(生まれたときの姓)」が、旧姓・・・?と戸惑いました。
1回目、旧姓を入れ込んだせいか、Arrimaと同期されなかった(本人確認ができませんと表示されました)ので、
その後、生まれたときの姓のところにも、新姓を入れて登録(2回目・・・)したら、Arrimaとの連携がされました。
結婚等で姓が変わっている方は戸惑う部分かもしれませんが、参考までに私の例をお伝えします!
②Arrimaと連携/手数料の支払い
次にステップの2つ目は「Ariimaとの連携」です
入力が全て完了し、最後に出てきた自分の申請番号(application number)をArrimaに入力すると、情報の連携がされるようになります。
このタイミングで手数料を支払います。
!!申請番号を控えるのを忘れずに!!
色々な番号があるので控え忘れには注意ですね
③Arrimaから必要書類を提出
ステップの3つ目は「必要書類の提出」です。
Arrimaにログインすると、承諾・同意書をダウンロードできます。
2枚あり、最初の1枚目が承諾・同意書です。1枚目の最後に日付と場所と署名をします。
2枚目は必要な提出書類の記載がありました。ここに記載されている書類を提出(PDFをアップロード)します。
※アップロードしただけでは提出されず、自分で「提出(surmettre)」ボタンを押す必要があります。そのボタンを押すまでは、一時保存がされる形になります。
surmettreボタンはわかりづらいのですが、Arrima内のページを一番下までスクロールすると、一番下に左右にスクロールできるバーが現れます。そのバーを右に動かすと、提出ボタンが出てきます。
私はこれに気づかずにArrimaに電話(国際電話です。高いのでSkypeを使用)をしました・・・。(^_^;)
私の場合、必要書類は以下のとおりでした。
- 同意・承諾書(サインしたものをスキャン)
- パスポート(顔写真のページ)
- 大学からのaccept letter
娘の場合、承諾・同意書(署名は親が行います)とパスポートの他、accept letterではなく(そもそもないです)、両親の名前の入っている出生証明書でした。
出生証明書として、戸籍謄本を英訳したものを提出しました。
!!!戸籍謄本は早めに英訳を依頼しておきましょう!!!
1週間あれば手元に届くと思いますが、依頼にあたっては英訳の確認(名前のローマ字記載があっているか等)で業者と一往復発生しましたので、早めの依頼が安心です!!!
ちなみに私は、ちゃんとした翻訳会社であることを証明してくれる会社のうち、金額が良心的だったのでマリアンヌ翻訳に依頼をしました。
丁寧で対応も早く、大変助かりました!
④CAQの発行通知の受け取り
最後にステップ4つ目は「発行通知の受け取り」です。
③を5月1日に完了し、CAQが発行されたのは5月14日でした。
2週間で発行されました。想像以上に早く、まずは一安心。
(通常は5週間程度でCAQ発行されるようです)
ですが、娘のがなかなか発行されず・・・
どきどきしながら待っていると、6月1日に追加書類を求めるメールが届きました。
(娘の場合)追加書類の提出
同意書・承諾書に記載のある書類を提出したのですが、追加で、両親の直筆サインのあるパスポート写し、戸籍抄本の原本の写し(日本語のもの)を求められました。
急いで再度スキャンし、即日提出。これでまた待ちの日々です。。。
その後1~2週間程度でCAQ発行!
結果、6月1日に追加書類を提出し、6月8日に発行されました。
実はこの間、その後のstudy permitの手続きも行う必要がありかなり急いでいたため、Arrimaに
”いつ頃見てもらえるのか?急ぎなので早く見てもらえないか?”
という電話(Skype)をまたしていました。
しかし
「順番に見る、再手続きなので1~2週間で返答が来るだろう」
(再度5週間かかることはないよねということを念押ししました)
とのことだったのでおとなしく待つことにしました。
無事、私も子供も無事にCAQを取得することができました!
私の混乱ポイント2(*~*)
CAQ取得には、2つのサイトにアクセスをする必要があります。
①ケベック州のページ(https://www.quebec.ca/en/education/study-quebec/temporary-selection-studies)
②ケベック州の、書類提出等のためのページ(Arrima)
アクセスの流れは、①(個人ファイル作成)→②(手数料支払い、必要書類提出)→①(CAQ取得をダウンロード)となるので注意してください!
出国する日が近づくほどに心理的に追い詰められていました。。
さいごに
以上がCAQ取得までの実録でした。
ただ、上記が完了としてほっとするのもつかの間、すぐにカナダ政府のstudy permit申請手続きに移ります・・・!
Study permitなどについては、次回また紹介したいと思います!
入国に向けた手続きはあと少し!折り返しです!
もう一踏ん張りありますが、終わればあとは待つだけ!頑張りましょう!!!
→“online application for temporary selection for studies”のサイトにアクセス。個人の情報を入力し、個人ファイルを作成します。
→約48時間後に登録がされ、Arrimaと連携される。(ケベック州の申請等の際に使用するシステムなので、フランス語のみです・・・)手数料を支払う。
→Arrimaにログインして必要書類を提出します。
→(通常は)5週間程度でCAQ発行されます。