ども、駐夫のらーにゃです。今回はスピーキングのテストについてまとめます。
「VERSANTって安く受けられるの?」
オンラインで20分で受けられる英会話テストのVERSANT。
英会話を勉強する人は必須でうけるべきテストです。
ただ、日本サイトからだと5000円以上かかりお手軽とは言えず、本家サイトは1700円で受けられるものの全て英語でとっつきづらいです。
そのため、今回は実際に自分がVERSANTを1700円で受験してみたので、受験の方法をまとめます。
「お安くVERASANTを受けたい…!」
と感じている人はぜひ参考にしてみてください!٩( ‘ω’ )و
Contents
VERSANT Practiceとは
まず「VERSANT Practice」とはどういったものか。
一言で言うと、VERSANTを運営しているピアソンがうけるお試し受験用のテストです。
様式は正式なものと同じで、実際に受けてたら、下記のように右上に”Practice”と刻印が入る程度で、普通にちゃんとした結果が出ました。
これのメリットはズバリ通常5000円円以上かかるVERSANTが1700円で受験可能な点です。
では、本家のVERSANTとの違いについて簡単にまとめます。
1/3くらいで受けられるのはデカい!
VERSANTとは
ではそもそもの「VERSANTのテスト」とはどんなものか。
VERSANTは英・ピアソン社が作っているスピーキングの運用力を図るオンラインテストです。
日本国内では、日経が提携しており共同運営しているようです。
2024年8月現在、導入している企業も海外展開を進めている大企業を中心に約500の企業で採用されています。
また、2024年8月現時点では、テスト自体は下記のようなラインナップです。
テストの種類 | 料金 |
VERSANT English Speaking and Listening Test | 6,600円(税込み) |
VERSANT English Speaking & Writing Test(セット価格) | 8,800円(税込み) |
VERSANT English Writing Test | 4,400円(税込み) |
VERSANT English Placement Test | 7,700円(税込み) |
VERSANT English Certificate | 9,900円(税込み) |
(尚、2024年9月から料金なども改定されるようです)
注意点は、日経で案内されている内容には「VERSANT Pracetice」がないという点です。
日経経由で提供されているものはセットプランが多く、およそ5,000円〜10,000円くらいです。
また、Speakingのテスト内容は所要時間は約20分でオンラインで完結、スマホ・PCどちらかがあればできます。
オンラインで完結するから海外でも受けることができました
Practiceの特徴
ではVERSANT Practiceは「他のテストと何が違う」のか。
これは一言で言うと、練習用という位置付けのSpeaking Testを切り出したテストです。
ただ、問題の構成やボリュームも先のものと何らか変わりません。
公式スコアの出るテストのとの大きな違いは下記3点です
- “Practice”の刻印がでる
- 同じ問題しか出題されない
- 日本語サイトがない
本来、VERSANTのテストは日経と共済になっているため日本語の案内がありますが
Practiceは英語表記のピアソンのサイトでないとできないため、正直、とっつきにくい感じはあります。
また、テストを受けたら刻印がでるのと、同じ問題になるため、問題を暗記してしまえば高得点をとれなくもないです。
そのため、このスコアがそのまま転職活動で使えるかどうかはケースバイケースのようです。
このPracticeの用途としては、自分の勉強の旗印としてどの程度できるようになったか
セルフアセスメントをするという用途が相性が良いです。
高い公式スコアをとりたいのであればPracticeで試した上で、上記の本家サイトを受験するのをおすすめします。
ただ、ワタシのように日常会話ができるようになりたい、などスピーキングの勉強の一環としてうけるのであればPraceticeはとてもおすすめです。
具体的な方法論について、次からまとめていきます。
Versantの受験の流れ7ステップ
では、具体的な受験の仕方についてです。
下記の7ステップで受験すればOK
- 本家サイトにアクセスする
- 「Asia Pacific Japan」を選択する
- 「Versant English Test」を選択する
- 「Add To Cart」を選択する
- 商品を確認して「Check Out」選択する
- 「Create an Account」でクレジット情報を登録する
- メールで届く「TINコード」を使って受験する
順に触れていきます。
まずは公式サイトにアクセスします。
(上記は右クリックで新規タブで表示させてください!)
そうすると下記のような画面に推移します。
その後に「Asia Pacific → Japan」の順に地域を選びます。
(一度、サイトにきたり、ログインしたことがある場合は、このステップは省略されるようです)
そうすると下記のような画面になるので
下にスクロールして左にある「Versant English Test」を選択しましょう。
※Versant English Test以外をクリックしないように注意。
あとはカートに入れて買うだけです。右側にある「Add To Cart」を選択しましょう。
これで1700円で受験ができるようになったので「Checkout」を選択します。
ちなみに、左下の「Coupon Code」は時期によっては公開されていることもあり、その場合1250円で受験することも可能なようです。
(2024年8月現時点では調べましたがそのようなものは公開されていませんでした)
その後は「Create Account」からアカウント情報クレジット情報を登録すれば受験資格が得られます。
基本的には画面の流れに即して入力すればOKです。
クレジットカードは日本のもので問題なく、アドレスも請求書も日本のもので問題ないです!
そうすると、下記のようなメールが自動でとんできます。
(基本はすぐきますが、タイミングが悪いと20分くらい待たされるケースもあります)
また、受験資格を得られると、その場でメールがくるので、メール内にあるリンクに遷移して「TINコード」を入力すれば受験開始できます。
ちなみに、1.はシステム環境のチェックで、受験するフォームは2.のリンク先です。
スマホでもできることを売りにしていますが、ワタシは登録作業をPCでやっていたのでそのままPCで受験しました。
マイク一体型のイヤホンがあれば問題なく受験できました。
受験後はメール下にある「Score Lookup」を押してTINコードをいれればすぐに結果が見れます!
各テスト(TINコード)ごとに結果が紐づいています。
全てがオンラインで完結するとすぐに実施できていいね!
Versantの結果の活用方法
では最後に「VERSANT Practice」の活用方法です。
テストは受験しただけではあまり意味がありません。
現状を分析して、その上で今から何をやるかを考えます。
分析をする上では、CEFRとの対応表を使うのがおすすめです。
語学レベルの分析(CEFRとは)
CEFRとは、欧州評議会(Council of Europe)によって2001年に発表された、語学の運用力を同一基準で測ることができる国際基準です。
6つのレベル(A1、A2、B1、B2、C1、C2)で評価されます。
CEFRの指標を目指す状態別に超ざっくりと噛み砕くと下記のように分けられます。
- A1レベルの目安
- 海外旅行で単語で返すくらいならできる
- 時間をかければ英語の文章が理解できる
- A2レベルの目安
- 海外旅行でアプリやガイドブックを使って楽しめる
- ワーホリビザで海外に滞在して働き始める最低限の力がある
- B1レベルの目安
- 海外旅行で自分の力で楽しむコトができる
- 外国人の友達とコミュニケーションをとれる
- B2レベルの目安
- 海外の人と難なくスムーズに会話ができる
- 英語を使って海外で働く(バイトをする)力がある
- C1レベルの目安
- 海外の大学・大学院に進学ができる
- ビジネスシーンでコミュニケーションがとれる
- C2レベルの目安
- 英語で交渉するなどビジネスの最前線で戦える
- ネイティブレベルで英語を使いこなせる
今回、ワタシのケースだと日常会話をスムーズに行いたい!が目的のため「B2」が目標レベルです。
VERSANTはこの指標に対応しており、上記のレベル感を踏まえて現状分析ができます。
なお、具体的なスピーキングの学習方法については別の記事でまとめています。
はじめて受けてみたら散々な結果になりました。
さいごに
以上「VERSANT Practice」についてでした。
スピーキングの力は一朝一夕でできるものではありません。
英語がニガテなワタシであっても、スピーキングが少しずつできるようになって、見える世界がだんだんと変わってきました。
スピーキングの学習は色々な方法があるため、やる気になれば誰でもいつからでもできます。
「英語で会話ができるレベルになりたい!」
と感じるのであれば、それが勉強する一番のベストタイミングです!
一緒に、スピーキングの勉強で見える世界を変えていきましょう!!٩( ᐛ )و