
ども、駐夫のらーにゃです。今回はスピーキングの学習法についてまとめます。
「一体どうすれば英会話ができるようになる?」
このように考えるニガテ意識をもつ社会人の人はいないでしょうか?
私自身、妻の留学に伴い、海外生活を経験したのですが見事に英会話ができず撃沈し、地獄をみました。。
ただ、その後、何とかせば…と試行錯誤をした結果、日常会話を楽しめるレベルになり勉強をする中で英会話の独学ポイントもわかりました。

今回はそんな英語がニガテだったワタシだからこそ分かった、スピーキングの学習法についてまとめます。
「自信はないけど、日常会話くらいはできるようになりたい…」
と感じている人はぜひ参考にしてみてください!٩( ‘ω’ )و

駐夫「らーにゃ」× ママ留学生「こっこ」夫婦です
●妻:マギル大の大学院生、世界中の学生と交流中!
●夫:英語が超ニガテ、海外生活になり悪戦苦闘中!
●子:娘(6歳)と息子(4歳)、現地の学校にて成長中!
Contents
独学で目指すべき英会話の日常会話レベル

まず「日常会話レベル」とは何か。
日常英会話レベルとは、英語で基本的な意思疎通ができる状態を指します。
ただ、具体的なレベル感がピンとこないと何をすればいいかが分からなくなるので、目標レベルは具体的かつ客観的なもので捉えましょう。
英会話の日常会話レベルの目安 (CEFR)
では「英会話のレベルは何を参考」にすればいいか。
結論、レベルの目安はCEFRを参考にするのがおすすめです。
CEFRとは、欧州評議会(Council of Europe)によって2001年に発表された、語学の運用力を同一基準で測ることができる国際基準です。
CEFRでは6つのレベル(A1、A2、B1、B2、C1、C2)で評価され、具体的なレベル感としては下記の通り。
- A1レベルの目安
- 海外旅行で単語で返すことはできる
- 時間をかければ英文の理解ができる
- A2レベルの目安
- コミュニケーションはとれる状態
- ガイドブックで海外旅行を楽しめる
- B1レベルの目安
- 海外の友達と日常会話を楽しめる
- 飲食店などで働く最低限の力がある
- B2レベルの目安
- 英語で難なくスムーズに会話できる
- 英語を使って海外で問題なく働ける
- C1レベルの目安
- 海外の大学・大学院に進学ができる
- ビジネス英会話や会議/議論ができる
- C2レベルの目安
- 英語での交渉等、最前線で働ける
- ネイティブレベルで英会話ができる
そのため、日常会話をスムーズに行いたい!が目的のため「B1」が目標レベルです。
なお、現状のレベルを知りたい人は、色々なテストがこのCEFRに対応しているため、オンラインテストなどで現状のレベルを測ることができます。
おすすめテスト VERSANT

では「何を使ってレベルを測れ」ばいいか。
おすすめはピアソンと日経が共済しているVERSANTでスピーキングの運用力をオンライン上で20分程度で測定できます。
自分の実力を客観的に把握しつつもこのスコアをマイルストーンにすることでモチベーションも維持しやすいのでおすすめです!
ちなみに、VERSANTはプラクティステストという実力試しのテストであればなんと1700円で受ける方法もあります!
実際に自分も受けてみて最初はA1レベルで泣きそうになりましたが、受験する中でようやくB1レベルまでできました。
独学で日常会話レベルに必要なお金
次に「独学に必要な費用」はいくらか。
「いやいや独学なんだからタダでしょ…!」
と思うかもしれませんが、ここで自己投資をケチると失敗する可能性大です。(実際、ワタシは当初これで大失敗しました)
無料でもできなくはないですが、非常に効率が悪く、無料で効果的な学習ができるのは中上級者以上と心得ましょう。
そのため、初心者で本気で頑張りたい人であれば、独学する際に必要な費用は、最低でも月1,000円〜30,000円程度の投資は行いましょう。
これらを予算やライフスタイルに合わせて選べます。
また、無料のYouTube動画やポッドキャストはサブ教材として活用すれば、コストを抑えつつ学習することも可能です。
ただ、総じてコストが高いほどに強制力や効率性が上がるので上達速度は間違いなく上がるコトは理解しておきましょう。
独学は費用をコントロールしやすいのが大きなメリットなので、目標レベルや期間と照らし合わせて無理のない範囲で投資するのが成功のコツです。

それぞれの独学ツールの特徴は下記にまとめています!
英会話の独学前に知るべきポイント

次に「独学で英会話をする時の注意点」についてです。
独学する時の一番の壁はモチベーション管理です。
そのモチベーションを維持をするためには、日本人特有の弱点や落とし穴をまず理解しておくことで不要なモチベーション低下を避けられます。
そのためにもまずは下記3点を押さえてから独学を始めましょう!
順に上記のポイントを紹介します。
ポイント①:日本人と英語の相性の悪さ
ポイント1点目は「日本人は英語と相性がよくない」と言う点です。
「いきなり身も蓋も無い…」
と思うかもしれませんが、これは事実です。
実際に、語学学校でいろいろな国の人と仲良くなって話してわかったことですが
非英語圏の人でもヨーロッパ・南アメリカ・アフリカ系の人は英語が普通に話せます。
日本との違いは主に下記の2つでした。
- 母国語が英語と似ている(文法/構造など)
- 英語を使う機会・タイミングがある
つまり、日本語はかなり独特で構造や使い方が全く違い、かつ英語を日常的に使わない環境であるので、英語を学ぶのに圧倒的に不利な国です。
そのため、そもそもできなくて当たり前、超高難易度のことをやろうとしているという事実を踏まえた上で学習に挑みましょう。

できなくても自己嫌悪にならず、超絶難しいことしていると理解して諦めずにコツコツ進めましょう!
ポイント②:英会話の習慣の重要性
ポイント2点目は「英会話の習慣化」です。
英会話の独学を成功させる鍵は、短時間でもいいので毎日続けることです。
習慣を作ることで、勉強のハードルが下がり、勉強の効率もグッと上がります。
また、習慣化するには、自分にあったルーティンを作ることが効果的です。
たとえば
- 「朝起きて10分音読する」
- 「通勤中に英語の音声を聞く」
など、日常に組み込める形で設定すると続きやすくなります。
また、モチベーションを維持するように小さな目標を設定し、こなしたらチェックを入れて達成感を得る仕組も有効です。
続けることで「勉強するのが当たり前」という感覚がつけば「気づいたらしゃべれるようになっていた」にグッと近づきます。

1日1回オンライン英会話とかやっているだけでも自信になっていくよね。
ポイント③:独学に必要な時間の目安
ポイント3点目は「必要な時間」です。
一般的に、前述のCEFRを1段階アップさせるためには
「200〜300時間の学習が必要」
だとEnlgish Expressでも記載があります。
そのため、例えばA1レベルからB1レベルにいきたいのであれば
「ざっくりと500時間くらいかかる」
と見積りましょう。これは1年間でならすと1日約80分の学習とになります。
ただし、これは現状のレベルや学習の質や取り組み方によって必要な時間は変わります。
参考:ワタシの場合 (A1→B1にかかった時間)

実際、私はもともとCEFR A1レベルから始まったのですが英会話のコーチングも受けて6ヶ月間の勉強を踏まえて
「300時間程度でA1→B1レベルに」
することができました。
そのため自分に合う方法がわかれば上記の目安時間よりも早くに成果があげられます。
ちなみに、コーチに教わったこととしては、初心者であれば、発音や連結後の訓練をまずは重点化して耳をならし、その後に英作文と並行して英会話すること。
実際に、これで日常会話は問題なくできるようになりました。
コーチをつけることで自分では分からない弱点や、効率の悪いやり方を変えられた点がよかったです。
ただ、効率をあげたとしても感覚的にはCEFR1ランクアップには目安時間の半分程度はかかると見積もるのが良いと感じます。

また、学習時間の管理はTogglという無料のトラッキングツールを使っていました。
英会話の初心者におすすめの独学ツール7選
続いて「おすすめツール」についてです。
英会話の上達には、自分に合ったツール選びがカギです。
下記の学習法は全て試してみているので、ぜひ参考にしてみてください!
順番に解説していきます!
独学ツール1: 英会話の教材・参考書

まず、1つ目の方法は「スピーキング教材」の活用です。
- 手軽さ:★★★☆☆
- 効果 :★★☆☆☆
- コスト:★★★★☆
これが一番、手軽な手段ですが正しく使えば最もコスパよいです。
というのも、本は先人たちの知恵やノウハウをギュッと詰め込んだものであり
特に人気の参考書はその実用性を世間が証明されているのでハズレがあまりないです。
色々な種類があり自分に合う教材を探すのは大変ですが、探す価値は大いにあります。
特に実践的な英語を学ぶには「瞬間英作文」や「英語耳」あたりがおすすめです。
紙の本でなくとも電子版(Kindle)もあるので自分に合う方法を考えましょう。
瞬間英作文とは
瞬間英作文とは、日本語の文をすぐに英語に言い換える練習法です。
中学レベルのシンプルな文を使い、即座に英語でアウトプットする力を養います。
反射的に口から出すトレーニングとして、自然と話せるようになるというスピーキング界隈では超メジャーな方法論です。
また、派生して色々なタイプの瞬間英作文の英会話アプリなども出ており、文章を自作して瞬間英作するものなどもあります。
英語耳とは
英語耳とは、英語の発音やリズムを聞き取る力を鍛えるトレーニング教材です。
特に日本人が苦手とする音の違いや抑揚にフォーカスしており、ネイティブの音声に慣れるためのリスニング練習が豊富に含まれています。
スピーキングの基礎としての発音や連結後になれるために適した1冊です。

なんだかんだで、参考書が一番、学びが多いんですよね。
独学ツール2: 英会話のアプリ

2つ目の方法は「英会話アプリ」の活用です。
- 手軽さ:★★★★★
- 効果 :★★☆☆☆
- コスト:★★★☆☆
これは誰でも手元のスマホで手軽にできるという点が一番のメリットです。
ただ、英会話アプリは本当に種類が多く、当たり外れはあります。
そのため、良質なアプリを見定めた上で自分にあったアプリを選ぶ必要があります。
これは費用も安く無料期間があるアプリも多いので、とにかく一通り試して、その中からお気に入りを一つ絞るのがよいです。
スタディサプリENGLISHとは
スタディサプリENGLISH新日常英会話は、ドラマ仕立てのストーリーで楽しく英会話が学べるアプリです。
日常会話やビジネス英語に対応し、リスニング・発音・文法・語彙をバランスよく習得できます。
スピークバディとは
スピークバディは、AIキャラクターとの会話を通じて英語のスピーキングを鍛えるアプリです。
発音の自動採点やフィードバック機能が使いやすく、独学でも話す力を効率よく高められます。
トーキングマラソンとは
トーキングマラソンは、反射的に英語を話す力を鍛えるのに特化したトレーニングアプリで瞬間英会話に近いです。
表示された日本語を瞬時に英語に変換して話す形式で、スピーキングの瞬発力を強化できます。
Speak Nowとは
Speak Nowは、会話に特化した英会話学習アプリで、実際の対話に近いトレーニングが可能です。
自分の発話を録音して復習できるほか、パターン練習で「話す型」をつける等もあり、オンライン英会話などと組合せやすいです。
独学ツール3: オンライン英会話

3つ目の方法は「オンライン英会話」の活用です。
- 手軽さ:★★★☆☆
- 効果 :★★★★☆
- コスト:★★☆☆☆
オンライン英会話はスピーキング量を増やすという観点では最もコスパが良いです。
この手のサービスはカリキュラムなど体系的な学びという色は弱いので副教材として位置付けるのおすすめ。
では、その中でどのようなサービスを選べばいいか。
正直、オンライン英会話は目的が明確なので、対応できる講師の数と料金だけで機械的に選ぶで良いです。
個人的なおすすめは「DMM英会話」と「ネイティブキャンプ」です。
前者はシンプルに安くてコスパが良い、後者はセット割引などを使うとコスパが良いです。
特にスタディサプリENGLISHを使う人はネイティブキャンプとセットにするのが良いです。

英語ができるようになってもオンライン英会話はあると便利
独学ツール4: 英会話の語学学校

4つ目の方法は「スクール/コーチングサービス」の活用です。
- 手軽さ:★☆☆☆☆
- 効果 :★★★★★
- コスト:★☆☆☆☆
これはリアルの人を介したサービスのため、費用は他の手段と比べて圧倒的に高いです。
しかし、高額サービスがゆえに元をとらねば!!という気持ちが最も働きやすく、すぐに何でも相談できる点が特徴です。
もし海外にいるのであれば、まずはそのエリアにある語学学校を回って、ジブンに合う学校を選びましょう。
また、リアルの語学学校に通う一番のメリットは受講生のネットワーク・友達を作り横のつながりができ点もあります。

実際、親子留学にきている海外のパパママ友達ができたのはめちゃでかかったです
独学ツール5: 英会話の海外ドラマ

5つ目の方法は「海外ドラマ」の活用です。
- 手軽さ:★★★★☆
- 効果 :★☆☆☆☆
- コスト:★★★☆☆
これを利用するメリットはとにかくストレスなく英語に触れられる点です。
やり方は洋画のドラマや映画を使うもので、家で垂れ流しておけばOK。
即効性は低いですが、疲れた夜などに半分趣味的に持続することで効果がじわじわきいてきます。
おすすめ海外ドラマ
おすすめのドラマは「フレンズ」と「フルハウス」、どちらも日常会話ベースで見ていて飽きず、有名が故に参考情報が多いです。
段々と内容がわかってくるようになるとモチベーションも段々とあがります。
ただ、どちらも有名が故にどのサブスクでも見れないので、「アマプラでレンタルか買い切る」のがおすすめ。

どちらの海外ドラマも有名で活用法などが多くのYoutubeの英会話チャンネルで紹介されています。
独学ツール6: 英会話YouTubeチャンネル

6つ目の方法は「Youtubeチャンネル」の活用です。
- 手軽さ:★★★★★
- 効果 :★☆☆☆☆
- コスト:★★★★★
YouTubeには、初心者向けの英会話チャンネルが豊富にあります。なんといっても全てタダなのが素晴らしい点です。
特に「海外ドラマ解説系」は、使えるシーンを切り取って使われているため使いやすく、海外ドラマを使って学習している場合は相乗効果があります!
また、「聞き流し用英会話」では、通勤中や家事の合間に英語に触れることが可能です。
ネイティブの発音や表現に慣れるには、日常的に英語音声を聞くことが重要なので、動画はその第一歩として最適なツールです。
特に英会話の初心者の人におすすめのYouTubeチャンネルは下記でまとめているので合わせて確認してください。
独学ツール7: 英会話コーチング

7つ目の方法は「Youtube」の活用です。
- 手軽さ:★★☆☆☆
- 効果 :★★★★★
- コスト:★★☆☆☆
英会話コーチングは、専属トレーナーとともに学習計画を立てて進めるサービスです。
発音・会話力・学習習慣をトータルでサポートしてくれるものもあります。
独学で挫折しやすいポイントに対して、具体的なアドバイスと目標設定を通じて着実に成長できます。
コーチが伴走することで、学習のやり方を方向性を迷わず効率が上がり、かつモチベーションも維持できる点が最大の魅力です。
費用は高めですが、正直、サービスによってピンキリなので、サービスによってはコスパがめちゃくちゃ良いです。
SpeakNowコーチングとは
ワタシが利用したのはSpeakNowコーチングですが、これは一言で言うなら圧倒的にコスパがよいです。
1月あたり30,000円というのはだいぶ安い部類ですが、サービス内容も充実しておりがっつり聴きたいことを聞けました。
安いサービスだとセッションの数や時間に縛りがあったり、もしくはLINE相談だけなど見えないところがあるので、
実際のレビューなどもみながら本当に自分に合うものを選んでいきましょう!
英会話 初心者のための独学ロードマップ

次に「英会話習得のロードマップ」です。
英会話初心者がゼロから自信を持って話せるようになるまの段階を大きく3つのステップに分けて紹介します。
順に解説するので、英語がニガテだと感じる人はぜひ参考にしてみてください!
STEP0:独学のポイントを理解する (心構え)
まずは「独学時のポイント」についてです。
独学はがむしゃらにやっても効率が悪くすぐに息切れしてしまいます。
そのため、独学を始める前に、まずはポイントを押さえしましょう。
英語コーチングを通じて分かったのですが、英会話の初心者は下記の3点を実践するのがポイントです。
- 使えるフレーズを増やす
- 意味取りができるようになる
- リアルな英会話で場慣れする
特に英語のコーチングを受けて、コーチから教わったことは
「❸だけやれば良いと考える人がいるが全然違う」
ということで、❶❷の訓練も並行して英会話の独学サイクルが回せるかどうかが最重要のようです。
次からはこれらのポイントを踏まえて、ステップごとに具体的なやり方を解説します。

正直なところ、この3点が押さえられれば、ツールはどのようなものでもOKです。
STEP1: 自分を表現する術をつける
まず最初のステップでは「自分のことを伝える」ことを意識しましょう。
スピーキング力がA1レベルの人
「英会話をはじめたはいいけど全然話せない!」
という状態の人はまずは下記のことを意識して独学してみてください!
- 自己表現フレーズのインプット
- 発音・連結語のリスニング
- 話さざるを得ない環境づくり
まずは「名前・出身地・職業・趣味など」自己紹介の鉄板ネタや会話で再頻出のフレーズパターンをまずは語れるようになりましょう。
英会話の参考書やアプリを使ってまずは使えるフレーズをインプットし、同時に発音・連結後に耳を鳴らす基礎トレを地道に行います。
具体的には、参考書であればなるほどフレーズ100などでフレーズをインプットしつつ、英語耳やリスニング大特訓のようなもので連結音を鍛えます。
この段階では、文法の正確さよりも、「使える表現のストック作り」と「実践する勇気」をもてるかどうかが大切。
この点、コミュニケーションストラテジーという考え方を実践できるとすぐに自己表現ができるようになります。
また、最初は全く英会話ができずモチベーションを保ちづらいので、語学学校やコーチングなどを利用して強制力をかけるのがおすすめ。

最初が一番ストレスがかかるのと、一番伸び代があるタイミングなのでプロの力を借りるならこのタイミングで始めるのが一番効果的です。
STEP2: 英語のスピードに慣れる
次のステップ2では「相手の話を理解し、応答できる力がある」レベルを目指します。
スピーキング力がA2レベルの人
「英会話への抵抗はなくなってきたかも…!」
と感じた人は独学する内容を下記のようににレベルアップしていきましょう!
- 相手への問いや返答フレーズを強化
- 短い短文・会話のオーバーラッピング
- オンライン英会話で毎日アウトプット
英会話に少し慣れてきたら、問いのストックを充実化させて相手に話してもらう流れを作っていきましょう。
また、リスニングもドラマ教材やYoutubeチャンネルなどを使ってオーバーラッピング(音声に乗せて真似る)に重点を置き、耳と口を鍛えていきます。
英会話の教材やアプリなどで会話表現を仕入れてオンライン英会話でアウトプットする回路を作りましょう。
ちなみに、「シャドーイングが大事」と言われますが、個人的にシャドーイングは初心者にはコツが掴みづらいと感じるのでこの段階は無視して良いです。
むしろ、それっぽく話して楽しむ感覚をもつ方が大事なので、この段階ではSTEP1の連結音を意識して被せてマネる方が効果的でした。
ちなみに、連結音を聞き取るようになるには、ディクテーションもおすすめで、この点ではスタディサプリなどが使いやすいです。

とにかくリスニング教材で耳を鳴らしつつ、実践では相手にしゃべらすことを意識するのがこの段階では大事です!
STEP3: 英会話の流れ/フレーズを掴む
そしてステップ3では、単に伝えるだけでなく「会話を楽しめる」レベルを目指します。
スピーキング力がA2~B1レベルの人
「英会話を楽しめるようになってきた…!」
と英会話のコツが掴めてきたら独学する内容をさらにレベルアップさせましょう!
- 英語日記で毎日ネタを自作する
- シャドーイング/スラッシュリーディング
- 実践/振り返りのループを作る
ここまできたら、自分なりのフレーズやトークを多く作り鉄板トーク集を作っていきましょう。
具体的には、オンライン英会話などで、テーマを絞って繰り返し行い、自分の趣味領域を語りまくれるようになりましょう!
また、ここまでくると、ドラマ学習も6割くらいは初見で理解できるようになるのでだんだんとシャドーイングなども取り入れていきましょう。
また、会話のスクリプトも見れる教材を使って、スラッシュリーディングするのも効果的です。
スラッシュリーディングでの意味取りの練習はSakura Englishを使うとイメージが湧きやすいです。
なお、オンライン英会話では自分が話した内容は必ず振り返り、つまづいた箇所を確認して次、言えるように英会話のストックを増やしましょう。

自然な英会話の言い回しはChatGPTなどに聞くと色々な言い回しを教えてくれますよ。
その後: 中級レベル以降にやること
では日常会話ができるようになった後はどうするか。
スピーキング力がB2~レベルの人
「英会話のスキルをより実践的にしたい…!」
と感じたらこの後のステップとして「リアルの実践の場」を増やしていきましょう!
具体的には下記のような、海外の人とリアルタイムでやりとりする経験を増やしまくるのがおすすめです。
- 英会話ミートアップイベントに参加
- 外国人友達を作り1to1のお茶をする
- 英語でバイト・ボランティアをする
ポイントは、仲の良いリアル友達を作ってしゃべること。
ここまできたら英語へのモチベーションも高く、学習効率も高いので無料サービスの組み合わせでも問題なく英語力が積み上がります。
海外にいるならば海外での友達、日本にいる場合でも英語カフェやTandemなどのマッチングサービスなどを利用するなどもおすすめです。

リアルの友達ができるとそれだけでモチベーションもあがるよね
英会話が上達する独学のコツ

最後に、「英会話の独学のコツ」についてです。
今まで独学をする中で英会話を習得するには、やみくもに学ぶのではなく、効果的な方法を押さえることが大切です。
ここでは初心者でも英会話を独学して日常会話ができるための3つのコツを紹介します。
コツ1: コミュニケーションストラテジーを作る
コツの1つ目は「コミュニケーションストラテジー」です。
コミュニケーションストラテジーとはあらかじめよく使う表現やフレーズなど英会話の型を準備して困らないようにする考え方です。
例えば「自己紹介」や「困った時の言い返しフレーズ」などをストックしておくだけで英会話のハードルが一気に下がります。
さらに、海外旅行や家族の話、最近見た映画など、自分がよく話す鉄板トークをオンライン英会話などで繰り返し練習しておく、会話の幅が広がります。
毎回ゼロから考える必要がなくなるため、英語を話すことへの抵抗も減っていきます。
「自分の英会話の流れや型」を作っておくと日常会話はかなり楽になります。
コツ2: 外部テストを活用して小さな成功を積み上げる
コツの2つ目は「テストの活用」です。
VERSANTなどの外部テストを活用することで、モチベーションを維持しやすくなります。
特にスピーキングテストは、自分の話す力を客観的に測る良い機会になります。
また、テストに向けて計画的に勉強することで、英語学習のリズムも整います。
結果が出れば自信につながり、次のステップへの足がかりにもなります。数値で成長を感じたい人におすすめの方法です。
コツ3: プロコーチに伴走してもらいリズムと型を作る
コツの3つ目は「外部コーチの活用」です。
独学をする時は英会話のコーチのサポートを受けるのもとてもおすすめです。
自分自身、今まで色々なことを試してきましたが、一番、成果に結びついたのはコーチングです。
コーチは学習の進め方を個別に設計し、弱点やクセを客観的に見てくれるため、効率よく成長できます。
また、コーチングのセッション中に独学のやり方を聞けば、コーチング後も効率良い独学ができるので早くにやればやるほど良いです。
さいごに

以上「スピーキングの学習法」についてでした。
スピーキングの力は一朝一夕でできるものではありません。
英語がニガテなワタシであっても、スピーキングが少しずつできるようになって、見える世界がだんだんと変わってきました。
スピーキングの学習は色々な方法があるため、やる気になれば誰でもいつからでもできます。
「英語で会話ができるレベルになりたい!」
と感じるのであれば、それが勉強する一番のベストタイミングです!
一緒に、スピーキングの勉強で見える世界を変えていきましょう!!٩( ᐛ )و