今回はモントリオールでの交通ルールについてまとめます。
Contents
モントリオールの交通状況の前提知識
まずは「交通ルールの前提知識」からです。
モントリオールでドライブをするには、日本との交通ルールの違いをしっかり理解しておくことが重要です!
ここでは、カナダのモントリオールで運転する際に知っておきたい基本情報をまとめました。
運転する前にざっとポイントを頭にいれているだけで安心感が全然違います…!
左ハンドル、右側走行が基本
カナダでは「左ハンドルで右側走行」です。
モントリオールも例外ではなく、左側にハンドルがあるため、右側を走行する必要があります。
日本とは反対になるので、特に最初のうちは冷や汗しかでないですが、だんだんと慣れてきます…!
国際免許証が使える!
次に「使える免許」に関してです。
原則としてケベック州ではケベック州の免許を使う必要があり、
SAAQ (ケベック州自動車保険公社)というところで変更する対応が必要です。
ただし、国際運転免許証が有効なため、日本で発行してからくればすぐに車が使えます!
(ただ、2024年現在、国際免許証もケベック州のルールで、有効期間が1年ではなく半年のようです。。)
そのため、滞在期間が長い場合は国際免許証でドライブを試しつつも、並行してSAAQの免許発行の対応を検討しましょう!
やたらと工事が多い…
次に「モントリオールの道路状況」です。
これは、来てみて感じたコトなのですがモントリオールは、常に道路工事が行われています。。
そのため、あちこちで交通規制がかかっています。
色々な場所で毎日規制…
工事によって通行止めや迂回が発生することが多いため、事前に道路情報をチェックしましょう!
ドライブをするならば+10分くらい余裕を持ってスケジューリングしましょう!
モントリオールで注意すべき7つのコト!
次に「ドライブ時に注意すべきポイント」です。
ここでは、モントリオールで特に気をつけるべきポイント7つを紹介します!
- 右側通行、左側が追い越し車線!
- モントリオールを出たら右折注意!
- 一時停止はこれ!学校近くに注意!
- 高速はタダ!だけど混む!
- 基本は縦列駐車!駐車場は要確認!
- すぐ工事!すぐ規制かかる!
- 夜は特に荒い!電気は要チェック!
モントリオールで運転する人は、上記をチェックしておきましょう!
右側通行、左側が追い越し車線!
まず1点目は「車線の位置」です
日本とは異なり、モントリオールでは右側通行、左側が追い越し車線です。
追い越し車線を走る場合は、スピードにも気をつけながら、必要なときだけ使うようにしましょう。
左側の車線での走行が続くと後続車からクラクションを鳴らされることもあるため、速やかに通常車線に戻ることが求められます。
とにかく日本と比較してよくクラクションを鳴らしすからビビります。
モントリオールの外は右折注意!
2点目は「右折に関して」です
モントリオール市内では赤信号での右折は禁止されていますが、郊外では許可されています。
市内と郊外でルールが異なるため、エリアごとの標識を確認しながら運転することが重要です。
迷ったときは右折を控え、信号が青になるまで待つのが無難!
(後続にクラクションをならされたら動くくらいで良いです)
あと、信号が青で点滅している時は進行してOK!
一時停止と学校近くに注意!
3点目は「一時停止」です
モントリオールでも、一時停止のSTOP標識があるところでは完全停止が求められます。
特に学校周辺では多くの一時停止標識が設置されており、子どもの飛び出しにも注意が必要です。
ただ、ケベック州でやっかいなのが、標識もフランス語のため、STOPではなくAREETという表記です。
初見では
「なんやねんこれ!」
となること必須ですが、この標識だけ覚えておけばあとは何とかなります!
フランス語の看板が並ぶと、理解できずに焦るよね
フリーウェイはタダだけど混む!
4点目は「フリーウェイ」です。
まず、日本の高速道路にあたるのが、フリーウェイです。
フリーウェイでは日本でいうETCみたいなものがありません。
そのため、モントリオール周辺のフリーウェイは無料で利用できますが、その分、交通量が多く市内はしょっちゅう混雑します。
渋滞を避けるためには、早朝や夕方を避けるか、事前に渋滞情報を確認することが賢明です。
基本は縦列駐車、最初は控える!
5点目は「駐車方法」です
モントリオール市内では、縦列駐車が一般的です。
とにかくどの家の前でも、車が縦に列をなしています。
慣れていないと戸惑うこともあるかもしれませんが、路上駐車エリアが多いため、車が並んでいるところは大抵、縦列駐車OKです。
ただ、駐車可能な時間帯や曜日もエリアごとに異なるため、標識でしっかり確認することを忘れないようにしましょう!
ダウンタウンエリアは、駐車禁止マークもあったりするので要注意、にぎやかなところは止めないのが無難です。
また、縦列駐車の練習は空いているところでしておきつつも、そもそも、駐車場がある場所に遊びにいくのが良いです。
ダウンタウン近くで駐禁とられている人もまれにみるので、人が多いところは要注意です。
すぐ工事!すぐ規制かかる!
6点目は「工事・規制」です
前述の通り、モントリオールでは工事が頻繁に行われるため、交通規制が急にかかることも少なくありません。
何を常に工事しているんだろうというくらいにずっと工事をしているので、市内は迂回して遠回りする可能性があることだけ頭にいれましょう。
予定通りに進めない場合があるため、工事エリアを避けるルートや代替ルートを助手席の人が確認しながらドライブできるとベストです!
夜は特に荒い!電気つけないと怒られる!
7点目は「夜間ドライブ」です
当たり前ですが、夜間の運転では、ヘッドライトをしっかり点灯させることが大切です。
モントリオールの夜間運転では、無灯火での走行が他のドライバーから指摘される場合もあります。
また、夜の道路は昼間に比べて速度が速い傾向があるため、周囲の速度や交通状況にも注意しながら運転しましょう。
フリーウェイはやたら煽ってくる輩も出るので、追い越しはあまり走りすぎない方が無難です。
また、海外でのドライブに自信がない人は、視界も悪いので、そもそも夜間ドライブは避けた方が安全ですね。
実際、ワタシはなぜか後続車にブチギレられました。。
モントリオールでの運転のコツ
最後に「ちょっとしたコツ・Tips」です。
モントリオールの運転で不安を感じる方もいるかもしれませんが、ちょっとしたコツを共有します!
海外で運転するのが不安!という人は下記の2つを試してみてください!
Google Mapが神!
とにもかくにも「Google Map」が海外でも神ツールです。
とりあえず、コレを使って運転すればどんな国でもどんな車でも大きな問題にはなりません!
渋滞情報はもちろんのこと速度制限も表記がされます。
特に工事エリアや渋滞情報が頻繁に更新されるため、リアルタイムでの情報収集が重要です。
Google Mapsでは、目的地までの最短ルートや交通状況の確認もできるため、初めていく場所でも安心して運転することが可能です。
ワタシはこれではじめていくスーパーやら郊外のキャンプ場などにも問題なくいけています!
とりあえず後ろにくっついていく!
困ったら「前の車にくっつき続ける」が基本です!
はじめて運転をする時は見慣れない信号や標識がとにかくビビります。
そのため、先頭は走らず、前の車にくっついていきつつルールを理解していくと慣れるのが早いです。
そして、何よりストレスがかからないので、ドライブが楽になります。
そのため、ドライブの自信が全くない時は、路肩に一時停止で止めつつも、車がきたら後ろにくっついていくというやり方もありです!
ワタシみたいなペーパードライバーはこのやり方じゃなきゃ無駄だなー。
さいごに
以上「モントリオールの交通ルール」に関してでした。
モントリオールでの運転には、日本と異なるルールやマナーが多く、不安に感じる方も多いかもしれません。
しかし、左ハンドルや右側通行に慣れてしまえば、カナダの美しい街並みや大自然を存分に楽しむことができます!
クラクションをやたら鳴らす人がいますが、それは文化の違いくらいにゆるく構えるくらいでちょうど良いと思います。
危ない状況にはなることはまず無いので、あまり肩肘はらずに、レンタカーやカーシェア(Communauto)などを使ってドライブに慣れましょう!
特に、Sepaqなどカナダ・キャンプやその他のアクティビティをしたい人は自分で運転できる方が絶対に楽しいです!
車が使えると海外生活・海外旅行はグッとできることが増えて、充実しますよ!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ